みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
げんきやはり灸整骨院盛岡サンサ院です。
今年は雪が少なく例年に比べ過ごしやすいかと思いますが、その分寒暖差もあり体調に影響がでる事もありますので、体調管理はしっかりしましょう。
今回のテーマはその体調などにも対応出来る「鍼灸」についてお話をしていきたいと思います。
・・・鍼灸とは・・・
東洋医学では、身体の中に気の流れが循環しており、そのバランスが崩れたとき「病」が発症すると考えられています。
その気や血の通り道のことを”経絡”といい、全身を巡ることで生体機能全体を調整し健康のバランスを整えていると言われます。また、経絡には各所に気の出口がありその出口を”経穴”またはツボと言われ治療に用いられます。
鍼灸治療は、そのバランスの崩れた経絡や経穴、筋肉に鍼や灸を施すことで反応を出して身体のバランスを整えて機能回復をはかる治療となります。
鍼灸は漢方医学の一分野で中国に起源を持つ治療法で、奈良時代に日本に伝わり独自の進化をしたといわれます。
〇鍼治療
鍼治療は、ステンレスまたは銀でできた髪の毛ほどの太さの鍼を使用して上記の経穴や筋肉の緊張の強い硬結部位に対し刺入・施術を行う治療です。髪の毛ほどの太さの理由は、痛みを感じる痛覚を素通りして直接患部に刺激を与えることができるため多くの鍼灸師はこの太さの鍼を使用しています。
また、鍼治療には刺激に弱い方や小児、高齢者に対し刺さないタイプの鍼治療もあります。
〇灸治療
灸治療は“もぐさ”といわれるヨモギの葉を乾燥させ裏面の繊維質の部分だけを集めたものを使用し、体表に対して直接または間接的に置き燃焼させ温熱を加える治療法となります。
灸治療は、鍼が物理的刺激に対し灸治療は温熱による刺激で経穴や筋肉に範囲的な効果を出す治療法となります。また、鍼治療のような刺激が苦手な方でも灸だと大丈夫という人もいます。
・・・鍼灸はなぜ効くのか・・・
上記でも載せましたが、なぜ鍼を刺したり、灸で温めると良くなるのかもう少し詳しく説明していきたいと思います。
ヒトの身体には病気やケガを自分で治す自然治癒力や、外部から入ってくる病原体から身体を守る免疫力が備わっています。ダメージを受けるとそれらのシステムが働きだし、身体に様々な反応が起こります。例えば、刺激した部位の血管を拡張させ酸素や栄養を運びやすくさせ新陳代謝を上げ回復力を上げたり、異物と戦う白血球を呼び寄せ感染を防ぐなどの反応を出します。
鍼灸治療はこのような反応を利用し、皮膚や筋肉に目には見えない傷や小さな火傷を起こし、筋肉の血液循環を改善して患部の痛みを緩和させたり、修復を促進させるなどの効果を出します。
東洋医学でも、先に述べた気の通り道である経絡や経穴に刺激を与えることで、気や血流を送ったり、または滞っている部位に対し流れを促すなど行い自己回復力で治療を行います。
また、痛み以外でも冷え症や不眠といったストレスや自律神経による不調などにも血流を整え改善させる鍼灸治療は効果的です。
私たち、げんきやはり灸整骨院では常時国家資格を持った鍼灸師の先生がいますので、もし痛みじゃなくても体調不良など気になる方は近くのげんきやはり灸整骨院にご相談ください。また、まだあまり認知されていないですが鍼灸治療にも保険適用することもできるんですよ!長期的にケアを受けたいなど皆さまのニーズに合わせてご提案させていただきます!
以上をもちまして鍼灸についての記載とさせていただきますがいかがだったでしょうか?
やはり見聞きすることが少ないと思いますので、これを機に知って頂ければ幸いです。
では、また次回お会いしましょう。
ありがとうございました。