足底腱膜炎について

皆さま、おはようございます。こんにちは。おばんです。

 

げんきや整骨院サンサ院です。

 

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。お盆も近くなり、暑かったかと思えば急に涼しくなったりと天気も落ち着かない様子ですね。気温の変化は体調面にも負担をかけるので、皆さまもお気をつけてくださいね。

 

それでは本日は、足底腱膜炎についてお話をしていきたいと思います。

・・・足底腱膜炎とは・・・

足底腱膜炎とは、ランナーに多くみられるスポーツ障害で走っているときなど足を着く際に、足底に痛みが走るのが特徴です。また、足底腱膜炎は一時的によくなっても繰り返すことが多く走れば走るほど痛みが増すと言われております。

まずは足底腱膜について説明します。

足底には、かかとから足の指の付け根にかけて強靭な繊維状の組織の腱が膜のように広がっており、足の土踏まず(アーチ構造)を保持して歩行やランニングによる衝撃を吸収する役割があります。

 

・・・足底腱膜炎の症状・・・

足底腱膜炎とは、足底のアーチ構造を支える足底腱膜が炎症を起こし、小さな損傷を繰り返している状態です。かかとや足底など地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされ痛みを感じます。また、着地時の痛みにより足を蹴り出すエネルギーが不足して運動時に影響を与えます。また、よく耳にするのが「朝起きてからの最初の一歩が激しく痛む」や「急に歩き出すと痛む」といった症状が多く、慢性化するとかかとの骨に出っ張り(骨棘)ができさらに痛みが増すことがあります。

 

・・・足底腱膜炎の原因・・・

足底腱膜炎は、ランニングやジャンプ動作などで荷重による衝撃(圧迫力)と強く引っ張られる力(牽引力)の両方が繰り返され足底腱膜に負担が集中して、小さな損傷や炎症が起こりやすくなります。足底腱膜炎を誘発する要因としては、スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)をはじめ、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用、硬い地面でのトレーニング、足の筋力や柔軟性の低下、足の形の変形(偏平足や外反母趾)が挙げられます。

とくに外反母趾は、足底腱膜炎と同じ足のアーチ構造の崩れによって生じます。足底腱膜炎が足の構造の縦のラインが崩れるに対し、外反母趾は横のラインが崩れて発症するので、互いに痛む原因となりえます。

 

・・・足底腱膜炎になりやすい人・・・

足底腱膜炎は、一般的に次のような人がなりやすいと言われています。リスクを知り予防することが大切です。

〇陸上競技やサッカー、バレーボールやバスケットボールなどランニングやジャンプなどの踏み込む動作の多いスポーツをしている人

〇硬いグランドやアスファルトの上で練習している人

〇長時間の立ち仕事をしている人

〇ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低下している人

〇足の筋力が低下している人

〇偏平足もしくは土踏まずが高すぎる人

〇体重が増えた、肥満の人

など

 

・・・足底腱膜炎の予防・・・

足底腱膜炎は、日頃からしかるべき対策を行うことで予防できる疾患です。次のような予防策を取り入れてみましょう。

〇練習量をコントロールする

過度の運動によるオーバーユースが原因の場合、練習量を少なく調整する必要があります。監督やコーチと相談し、練習メニューを量より質に転換させることを意識しましょう。すでに炎症がある場合は休養を取ることが最善策です。

〇足の筋肉と柔軟性を高める

足の筋肉や柔軟性が低下すると、足底腱膜炎のリスクが上がり炎症を起こしやすくなります。足底やふくらはぎのトレーニングやストレッチを行い、リスクを下げましょう。

〇クッション性のあるシューズを選ぶ

かかとが薄すぎるシューズは、着地時の衝撃がダイレクトに伝わります。足を守るためクッション性の優れるシューズを選びましょう。

 

足底腱膜炎は治療法が少なく安静にするなどになるため、予防が大切だと思います。足の健康は日常生活で欠かせないものとなりますので、皆さま気を付けましょう。

以上をもって足底腱膜炎の記載とさせていただきます。ありがとうございました。

 

 

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