みなさん。おはようございます!こんにちは!こんばんは!
げんきやはり灸整骨院 サンサ院です。
毎日、暑さが続くこの頃ですがみなさんはいかがお過ごしでしょうか?
私は家から出たくありません・・・(笑)
家の中でも熱中症になるとも言いますので、水分補給や冷房などで対策して体調管理を心掛けましょう。
さて、今回のテーマは【足底腱膜炎】です。
走っていたり、長い距離を歩いたりすると足の裏が痛むという経験はありませんか?
その痛みの原因は足底腱膜炎かもしれません。足底腱膜炎は、ランナーなどに多く見られるスポーツ障害です。一時的に良くなっても繰り返すことが多く、負担をかければかけるほど痛みが強くなると言われています。ここでは、その足底腱膜炎の症状や原因、予防についてお話をさせて頂きたいと思います。
まず、 足底腱膜とはなにか? から説明をしていきます。
足底(足の裏)には、かかとの骨から足の指の付け根にかけ強靭な繊維状の組織である腱が膜のように広がっています。これを足底腱膜といいます。
足底腱膜は足の土踏まずの形成・保持をして、歩行やランニングによる衝撃を吸収する役割があります。また、その吸収した力を動くためのエネルギーにとして有効活用する働きに関わってきます。
そのため、足底腱膜の働きが悪くなると、足底が地面に着地するときの衝撃吸収や蹴り出す力のバランスが崩れて、走りにくさや歩きづらさを感じます。
〇足底腱膜炎の症状
足底腱膜炎は、足の土踏まずを構成している足底腱膜が炎症を起こし、小さな断裂を繰り返している状態です。この状態だと、かかとや足底が地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされて痛みを感じてしまいます。また、左右のバランスが崩れ動き辛さや姿勢の歪みに繋がってしまいます。
また、足底腱膜炎が起きると、「朝起きてからの最初の一歩が痛む」「急に歩き出すと痛む」といった症状がみられるようになります。慢性化すると、かかとの骨に変形をきたし更に痛みが増す事があります。
〇足底腱膜炎の原因
足底腱膜炎の原因としてよく聞くのが、ランニングやジャンプ動作などで足に荷重による衝撃と強く引っ張られる力の両方が繰り返されると、足底腱膜に負担が集中して、炎症を起こしやすくなります。
足底腱膜炎を誘発する要因としては、スポーツによる使いすぎをはじめ、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用や硬い地面でのトレーニング、足の筋力や柔軟性の低下、足の形の変化(外反母趾など)などが挙げられます。
余談ですが、私も足底腱膜炎を起こしたことがあり、底の硬いシューズを使用していたためでした。運動はとくにしていなかったのに痛めてしまったので、みなさんも気をつけてくださいね。
〇足底腱膜炎の治療
足底腱膜炎の治療は基本的に安静と薬物療法で湿布や非ステロイド系消炎鎮痛剤などで炎症を抑えます。痛み強い場合は、慎重な判断の上、ステロイド注射を行うこともあります。
ただ、整骨院でも足底腱膜炎に対して、治療ができます!
炎症部位に対して、超音波など電気治療や鍼治療を行い炎症を抑えたり、足回りの筋肉の緊張をほぐし、バランスを整えたり色々なアプローチが可能です。
運動を続けていいかなど、ご相談できます。
〇足底腱膜炎の予防
足底腱膜炎は、日頃から然るべき対策を講じることで予防できる疾患です。上記の原因を参考にして予防策を考えていきましょう。
過度の運動によるオーバーユースが原因の場合、練習量を調整する必要があります。練習メニューを量より質に転換するように意識しましょう。また足の筋力や柔軟性の低下の場合は、足のストレッチやトレーニングを取り入れて、筋力や柔軟性のアップを目指しましょう。クッション性のあるシューズを選ぶのも効果的です。足底の負担を減らしたり、土踏まずに変形がみられる人は、インソールの使用も有効です。
以上で足底腱膜炎による説明とさせて頂きますが、いかがだったでしょうか?
日頃から足に痛みや違和感などある方や、これから運動を始める方など参考になれば幸いです。
また、痛みが強いなどお悩みの方は、私たちげんきやはり灸整骨院にご相談下さい。
お待ちしております。
それでは今日ここまでとさせていただきます。
ご観覧ありがとうございました。