みなさんこんにちは!
げんきやはり灸整骨院肴町の川村です!!!:
じめじめとしたすっきりしないお天気が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は湿気・乾かない洗濯物との格闘の日々です。
じめじめとした梅雨では、何かと体調不良が起こりやすい時期です。
むくみ・頭痛・めまい・食欲不振など様々な症状が起きやすくなります。
私たちはこのような症状に対して、はり・灸を行っています!
今回は…
- 梅雨時期の身体の不調の原因・対策
- 自宅で出来る東洋医学治療
についてお話させていただきます。
まずは自分の体調を確認していきましょう!
□ 身体がむくみやすい
□ 身体が重だるい
□ 頭が重い・痛い
□ 立ちくらみ、めまいがする
□ 食欲がわかない・胃がもたれる
□ 軟便や下痢の傾向がある
□ 関節が動かしにくい
この項目に2個以上当てはまっているようでしたら、それは、梅雨の影響を受けているのかもしれません。
疲れも取れず、夏バテになる恐れがあります。
実はこの症状は、梅雨の高い湿度で体に余分な水が溜まってしまうのが原因なのです。
天候などの影響でも身体に余分な水分が溜まってしまいます。
この事を、はり・灸の世界では水滞(すいたい)と呼んでいます。
湿気の影響が強くなると、胃腸働きが悪くなり、食欲がわかない・胃がもたれるなどの症状も出てきます。
そのような症状の方には、胃腸の働きを高めるためにお灸がお勧めです。
お灸の温熱刺激には、筋肉・神経・血管を刺激し、細胞を活性化させ、内臓の調子を整える作用があります。
お灸自体を直接皮膚に当てるものではありませんので、火傷などの心配はありません。
熱さが苦手な方には、棒灸(ぼうきゅう)という熱さの穏やかな物もございますので、ご安心ください。
何か分からない事があれば、私たちが身体の状態を確認し、症状によって適切な治療を行っていきます!
最後に、自分で出来る東洋医学治療についてです。
梅雨の時期の症状に対しての自分で押せるツボを紹介します。
ツボの名前は…
- 足心(そくしん)
- 内関(ないかん)
- 胃・脾大腸区(い・ひ・だいちょうく)
この3つをご紹介します。
- 足心(そくしん)は足の裏の真ん中にあり、腎臓機能を高めるツボです。
体内の水分調節し、デトックス効果により、むくみ解消に有効です。
押し方は親指でしっかり押すのも良いのですが、棒状の物があるならばそれで押した方がより刺激が入り効果が更に期待できます。
- 内関(ないかん)は手首の太いしわの中央から肘の方向へ指3本分の所にあります。神経のたかぶりを落ち着かせリラックスさせる効果があります。
押し方もリラックスさせるツボですので、優しくゆっくり押し込むように揉んでみてください。
- 胃・脾大腸区(い・ひ・だいちょうく)は人差し指の下から手首までの生命線に沿ったふくらみにあり、消化機能を高め、夏バテ予防に繋がります。
押し方も親指でパンをこねるイメージで押してみてください。
皆さんいかがでしたでしょうか?
今回は梅雨時期の身体の不調の原因・対策と自分で出来る東洋医学治療についてお話させていただきました。
紹介したツボは、症状に応じてのツボをピックアップしたので、症状に応じて使い分けてみてください。
7月に入ると更に暑さも厳しくなるので、体調管理と水分補給はしっかりして今年の夏を乗り切りましょう!
来月もまた皆さまに会える日を楽しみにしております(^^♪