こんにちはー!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は旬の食べ物とこたつの誘惑と日々戦う毎日を過ごしています…。
吐く息が白くなる日が増え、徐々に冬らしくなってきましたね。
肴町アーケードでは大きなクリスマスツリーが出現したり、来年のカレンダーが売り出されたりで賑やかさとともに、早くも年の瀬がやって来たことを感じさせられます。
ところで、寒い日が続くと出てくるものの一つに「しびれ」があります…。
今回は「手足のしびれ」をテーマにお話しいたします。
一括りにしびれと言っても種類があります。
大きく分けて
①手足に力が入りにくくなる「運動麻痺」
②正座のあとのようなジンジンする「感覚の異常」
の2種類があり、時には両方が同時に起こる場合もあります。
しびれがそのまま続くと、スポーツや仕事でのパフォーマンスが低下したり、安定した状態での歩行が困難になり転倒してしまったりと日常生活に支障が起きてしまったりします。
しびれは血行障害、腫瘍などにより神経が圧迫され引き起こされます。
4つの根本的な原因を説明すると
①頭からの原因によるもの (脳卒中、脳腫瘍など)
②脊椎からの原因によるもの (変形性頸椎症、腰椎椎間板ヘルニアなど)
③末梢神経からの原因によるもの (胸郭出口症候群、手根管症候群など)
④内科的疾患が原因で起こるもの (糖尿病性神経障害など)
では、どうしてこれらの原因で手足にしびれが出るのか言うと、脳から背骨(頚椎、胸椎、腰椎、仙骨)を経由して手足の神経は走行しています。
なので、その走行の途中に何かしら神経を障害する要因があると、しびれが起きる訳です。
代表的な坐骨神経痛を例にお話しします。
坐骨神経痛は坐骨神経は、坐骨を通りおしりの筋肉である“梨状筋”(りじょうきん)を抜け、足へ向かう末梢神経のひとつです。
“神経”というと、細いイメージがありますが、坐骨神経は神経の中で一番太く、サイズはボールペンくらいで、長さも1メートルと最も長い神経です。
この長い坐骨神経は、太ももで2つに分かれ腰椎から足の指まで伸びています。
その為、何らかの原因でこの坐骨神経に問題が生じると、この神経の通り道でもある、おしりからつま先にかけて痛みが引き起こされるのです。
寒いと体温の放熱を防ごうと血流量が減ります。
そうすると血管が硬くなり周りの神経を圧迫します。
悪いところでは痛みやしびれが出現しやすくなっているので、まず悪くなっている箇所を探ります。
筋肉が原因であればマッサージでほぐし、血流量を増やし柔軟性を出すなどの施術が効果的です。
神経そのものに原因があれば鍼で神経にアプローチしたり、お灸で自律神経を整えるなどが良いでしょう。
骨格に原因があれば骨格を調整して、神経の通り道を良くするなど、痛みやしびれを取り除きつつ原因を根本から改善する必要があります。
げんきやでは、国家資格を持った柔道整復師及び鍼灸師が専門知識を用いて鑑別診断を行い、上記の中から患者様に合った最適な施術をご提供いたします。
これから本格的な岩手の冬が訪れますね。
年末年始の準備などで忙しくなってきます。
季節柄、免疫力が低下し体調を崩しやすいですが、お互いに手洗いうがいをはじめ体調管理に気をつけ、健やかな毎日を過ごしましょう。
当院でも万全を期し、消毒除菌を徹底しています。
今回は「手足のしびれ」についてお話ししましたが、他にもお身体のことで心配なことなどがあれば何でもスタッフまでご相談下さい。
寒いのは苦手ですが、もうすぐクリスマスやお正月などのイベントに加え、スキー、スノーボード、ワカサギ釣りなど色々楽しみが目白押しな季節でワクワクしてきますね!
ではまた次回のブログでお会いしましょう。
お大事にー!