みなさんこんにちは!
身体を動かすのは気持ちが良いものです。
しかし、常に怪我と隣り合わせであると言うこともお忘れなく…
今回は、スポーツ障害についてお話ししていきます。
スポーツ障害とは…
スポーツによって関節、靭帯、腱、骨などに繰り返し外力が加わることで引き起こされる障害のことです。
初期の状態であれば、短期間のスポーツ休止で改善がみられますが、無理をして悪化させてしまった場合、長期のスポーツ休止のみならず、良いスポーツパフォーマンスを二度と発揮できない状態に陥ることもあります。
原因には…
①身体能力の限界を超えた運動
②過密なトレーニング・スケジュール
③同じ部位の使い過ぎ
④休養や睡眠不足
⑤栄養の不足
などが上げられます。
今回は、皆様の身近に、特に起こりやすい障害をいくつかあげたいと思います。
①野球肩
野球の投球動作の他、テニス・バレーボールのサーブ・スマッシュ等、腕を大きく振る動作を繰り返すスポーツで生じる肩の痛みです。
関節包や肩関節に付着する腱や筋あるいは骨の損傷によるものです。
損傷の部位によって、肩の前方、または後方、時には腕まで痛みが走ることもあります。
②ゴルフ肘
ゴルフを続けていると肘の痛みを感じることがあります。これがいわゆるゴルフ肘で、正式名称は上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)というスポーツ障害です。
ゴルフ肘で痛めるのは上腕骨内側上顆部と呼ばれる肘の内側の箇所で、ゴルフで無理なスイングを続けたり、ダフったりするなど、肘の内側に過度な負荷がかかり続けることで炎症を起こし、痛みを発症します。
③テニス肘
ゴルフ肘は肘の内側ですが、このテニス肘では、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と呼ばれる、肘の外側に炎症が起こり、痛みを発症します。
テニスのバックハンドが原因で起こる障害です。
④シンスプリント
脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)とも呼ばれるランニング初心者が陥りやすいランニング障害です。
運動中や運動後に足のすねの内側に痛みが生じます。
主に筋力が不足していたり、オーバーユース(使い過ぎ)などが原因で発症します。
⑤ジャンパー膝
膝のお皿の下にある腱の炎症で痛みを発症します。
多くは、バレーボールやバスケットボールなどジャンプ動作を長時間繰り返したりするなど、膝を酷使することにより起こるスポーツ障害です。
⑥オスグッド
頚骨粗面(けいこつそめん)と呼ばれる、お皿の下の骨が徐々に突出してきて痛みを発症します。
サッカーのキック動作やダッシュなど走る動作を繰り返したりするなど、膝を酷使することにより起こるスポーツ障害です。
その他にも、同じ部位の骨に疲労が蓄積されることで起こる「疲労骨折」や、アキレス腱に繰り返し負荷がかかることにより起こる「アキレス腱炎」などもあります。
さて、ここまでいくつかのスポーツ障害をあげましたが、上記で説明した障害全てに共通するものがあります。
それは、使い過ぎと言う点です。
もちろん、身体を動かすこと、鍛えることは日常生活の質を高め、更なる身体の可能性を引き出す有効な手段です。
ですが、正しい知識がなければ、健康な身体を手に入れるどころか、その健康を自らの手で脅かしてしまうことになりかねません。
スポーツ障害を防ぐのに大切なのは、運動を始める前に自分の体力や運動能力を知ることです。
自分の状態を知れば身体を必要以上に酷使することはなくなります。
そして、運動前の準備運動、運動後のケアも非常に重要です。
ストレッチやバランスの取れた食事と、質の良い睡眠を常日頃から心がけましょう。
その他に分からないことがあれば、僕達「げんきやはりきゅう整骨院」に何でもご相談ください!
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