足底筋膜炎とは

 

こんにちは!

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

暑さに負けず、スポーツや体力づくりに励む方もいらっしゃる事でしょう。

今回は、スポーツなどで頑張り過ぎる事によって起こる、足の裏の痛み「足底筋膜炎」についてご紹介していこうと思います。

 

 

足の指先のつけ根から踵にかけてアーチのように位置している繊維状の組織を足底筋膜(足底腱膜)と呼びます。

足底筋膜炎は、この足底筋膜に炎症が起こり、筋膜が繰り返し断裂し、主に踵中央に痛みが生じる疾患です。

 

1.原因

主な原因として、スポーツによって足底筋膜に負担がかかることです。

足底筋膜と骨の付着部で炎症が起こり、足底筋膜が硬くなって上手に伸び縮みできなくなるのが原因です。足底筋膜がくっついているかかとや、親指下辺りの筋肉が引っ張られ筋肉が傷つき微細断裂が起きます。これらのことが原因となり周囲に痛みが生じます。

走る、ジャンプする、止まったり動いたりの動作が多いスポーツは特にリスクが高くなります。また、その様なスポーツを硬い地面で行ったり、不適切な靴で行うことも要因のひとつとなります。

スポーツ以外では、長時間の歩行や立ち仕事、肥満、加齢による足の筋力・柔軟性の低下も足底筋膜炎の原因になることがあります。

 

2.症状

・踵やその周りの痛み

・足の裏が突っ張っている感じがする

・足の裏を押すと痛い

・歩き始めたときの痛み

・踵に体重をかけたときの痛み

・階段、つま先立ちなどの時の痛み

 

踵中央の痛みが歩き始めに強く現れます。しばらく歩行すると痛みが和らぐこともありますが、長時間のランニングなどでは逆に痛みが強くなることもあります。

足底筋膜炎の症状には個人差があり、急に強い痛みに襲われたり、だんだん痛みが増してきたりする場合があります。歩く動作は日常生活において欠かすことの出来ない動作です。発症後も歩くことは避けられない為、患部の負担軽減が難しく治療が困難とされています。長いケースでは、一年以上症状が続く場合があります。

歩行困難になるほどの痛みは稀ですが、放置すると治療が難しくなることもあります。

 

3.治療

保存療法として、まずは安静に過ごすことを心がけて、症状が落ち着くまでは負担のかかる動作を控えます。原因となっているスポーツは一時的にお休みすることをお勧めします。

装具療法として、足裏への負担を軽減するため、足底筋膜のアーチを維持しやすくする様に履き物へのインソール、パッドの使用などが挙げられます。

電気療法を行い、足底筋膜などの軟部組織へアプローチし、組織の改善をはかります。

 

4.予防法

足底筋膜の柔軟性は、加齢とともに衰えてくると言われています。ストレッチやマッサージによって、その柔軟性を維持・向上させることで予防が可能です。

・足の指を反らせた状態で土踏まずを親指でマッサージします。あぐらをかくような姿勢で行うとよいでしょう。

・ふくらはぎの筋肉のストレッチによって、間接的に足底筋膜に蓄積したストレスを軽減する方法もあります。

 

5.トレーニング

足底の筋肉も加齢とともに衰えてきます。適切な方法で鍛えれば足底筋膜炎の予防につながります。

・足の指を使って、グー・チョキ・パーを作ります。

・床にタオルを置き、そのタオルに足を乗せます。足の指を使ってタオルを引き寄せてみてください。慣れてきたら足の前方のタオルの先に500ml程度のペットボトルのおもりを置いて負荷を高めてみましょう。

 

 

げんきや鍼灸整骨院では、今回ご紹介しました足底筋膜炎の治療も行っております。足の裏のつらさや痛みがある場合は一度当院にご相談ください!患者様と一緒に痛みのない体づくりのお手伝いをさせていただきます!

是非、お待ちしております!

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