こんにちは!
2月ももうそろそろ終わりに近づいて参りました。雪の時期も少なくなり徐々に部活などのスポーツ活動を本格的に行う学生の方も増えてくると思われます。
スポーツを行う上で付いてくるのが、身体のケガや痛みです。スポーツをほぼ毎日行う方は特に注意すべきところでもあります。
そこで、今回ここでは学生の方がスポーツをしていてなりやすいとされる、腰椎分離症の症状についてお話ししていこうと思います。
・腰椎分離症とは
腰椎分離症は、椎弓と呼ばれる腰椎の後方の部位が分離した状態のことを指します。オーバートレーニング時の疲労骨折が原因と考えられており、骨が未発達である成長期のスポーツ選手に多くみられる症状です。また、スポーツ選手の30%が腰椎分離症であるともいわれています。
腰椎の後方の半分は椎弓といってリング状の構造をしています。そのリング状の後方部分は弱い所となっており、背中を逸らす動作やジャンプからの着地の様な動作で力が掛かります。その様な動作が繰り返し行われると疲労骨折となる可能性が高くなってきます。好発部位としては腰椎の1番下、傾斜がきつく、圧力のかかりやすい第5腰椎に起きやすいものと考えられています。
腰椎の受傷部位をレントゲンで確認すると、分離部は特徴的な画像で、テリアの首輪と言われる犬の形にも似た定型的な分離像を呈します。
・症状
腰の痛みやおしり周辺の痛み、太ももの外側の重苦しさ、鈍痛。背中をそらす事での腰痛の増強。長時間の運動のみならず長時間の立位、坐位、中腰姿勢でも痛みが起こりやすいとされます。
腰を反らしたときに狭い範囲に限られた痛みを感じ、ほとんどがスポーツ中やスポーツ直後に腰痛を自覚します。
完全に骨が折れてしまい、痛いまま長期間放置していると腰椎の受傷部位で分離が完成してしまいます。分離部は偽関節というグラグラな状態になり、治りにくい状態となってしまいます。このとき、主に腰痛や足の方に痛みが生じます。
・施術
分離症は発生した最初のうちは単なる疲労骨折ですが、時間をおくと共に病態が変化していきます。早い段階で適切な施術を行うことができれば完全治癒の可能性は高く、一方で分離が進行すると、完全治癒は難しいものとなってくるのが特徴です。
骨癒合を目指した根治治癒は受傷初期の段階から行います。
コルセットを着用し、骨癒合の状況に応じて3ヶ月〜12ヶ月のスポーツの中止をおこないます。手足の骨折をした時にギプス固定をして安静にするのと同じ意味合いとなります。きちんと保存療法を行うことが出来れば、完全治癒の可能性が高まります。
一方で、ひとたび完成してしまった腰椎の偽関節は安静にしていても骨癒合は望めないものとなり、病院での手術が必要なものとなる場合も出てきます。
腰椎分離症を放置しておく事で脊椎すべり症の一種である、分離すべり症に進行していくことがあります。分離すべり症とは、骨の分離が引き金となって腰椎が前方や後方にズレる病気です。これにより神経が圧迫され、腰や下肢への痛みや痺れを引き起こします。前述した通り、早期からの保存療法が完全治癒の近道となります。
げんきや鍼灸整骨院では、今回ご紹介致しました腰椎分離症の治療も行っております。電療・手技によるものや、腰周りの筋疲労に対してもお灸や鍼でお身体の治癒促進を測っていきます。
お身体の辛さや痛みが出た時は、どうかお一人で悩む様なことはせず、是非げんきや鍼灸整骨院にお越し下さい。患者様と一緒にお身体の辛さをとるお手伝いをさせて頂きます。お待ちしております!