こんにちはー!
桜も散り、新緑の季節に入りましたね。
一年のうちで、とても過ごしやすい時期ではありますが、天気が悪いと頭が痛い、もしくは重いという経験はありませんか?
なくても周りの方にそういった方がいらっしゃるかと思います。
今月は「片頭痛」をテーマにお話しいたします。
「片頭痛とは」
「片頭痛」とは、寝不足、ホルモンバランスの変化や、光、音の刺激など、何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きます。
脳の血管が拡張することで、周囲の神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して発症します。
また、心身のストレスにより引き起こされることもあります。
みなさんの頭痛の要因が「片頭痛」であるか、チェックしていきましょう。
①頭の片側に起こる
②ズキンズキンと拍動性の痛み
③我慢できない、仕事、日常生活に支障がある
④体を動かすと、痛みが悪化する
⑤頭痛が起こると、吐き気がする
⑥光、音に敏感になる
①〜④の症状のうち、2つ以上が当てはまり、⑤、⑥のうち1つ以上が当てはまる場合は、片頭痛であると考えられます。
ただし、50歳以上で初めて片頭痛のような症状を経験した場合には、脳の病気などを疑い受診することがすすめられます。
上記のチェック表にある症状以外にも、空腹感や生あくび、イライラ、手足のむくみといった予兆が起こるケースもあります。
片頭痛の主な誘因(引き金)には、次のようなものがあります。
月経・排卵
出産後・更年期
寝不足・寝過ぎ
空腹
ストレス・ストレスからの解放
まぶしい光・強いにおい
人混み・騒音
天候の変化
温度の変化・高い湿度
アルコール
どうでしょう?
何か、心当たりはありますか?
ところで先に述べた天候の変化と頭痛の関係ですが、天気(気圧)が崩れるときに慢性の痛みが増強するものを「天気痛」や「低気圧不調」と言います。
低気圧不調は、主に気圧変化によって体内の水分バランスが乱れることで起こるとされています。
血管拡張による神経圧迫で起こる「片頭痛」と気圧の低下が内耳で知覚され、自律神経が乱れることで起こる「だるさ・めまい」などがあります。
「片頭痛の症状」
「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと脈拍に合わせるように痛みます。
頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。
特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。
光、音、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。
頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあり、頻度や時間には個人差がありますが、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
「片頭痛の予防」
寝不足、寝過ぎ、疲労など体のストレスは片頭痛の引き金になるので避けましょう。
とくに週末の寝だめや二度寝は、片頭痛を重くするので要注意です。
また、日記などに、片頭痛を引き起こす要因と考えられる出来事を自ら記録します。
1か月ほど記録していくと、しだいに片頭痛が起こるときの傾向が把握できるため、自分なりの予防策を立てやすくなります。
「片頭痛の対処法」
痛む部位を冷やすと血管が収縮して神経の圧迫が軽減されます。
また暗くて静かな場所で安静にすると楽になります。
それでもツラい場合、鍼(はり)を使って片頭痛のツボを刺激したり、お灸で自律神経を整えると効果てきめんです。
他にはフェイスマッサージで頭、お顔の表面をほぐし心身をリラックスさせる施術など、患者様に合った様々な施術法があります。
是非スタッフまでご相談下さい。
ツラい頭痛を取り除いて、仕事にプライベートに充実した毎日を過ごせるようにサポートいたします!
ではまた次回のブログで。
お大事にー!