こんにちは!
肴町の小野寺です。
だんだん気温の変化も激しくなり、体調が崩れやすくなってきています。
昨日までは何ともなかったのに、疲れが取り切れず朝起きたら思わぬ痛みに襲われているかも…。
今回のブログでは寝違えについて紹介していきます!
1.寝違えとは
眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みがあることを言います。
首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。
2.原因
・睡眠中不自然な姿勢が続いたために筋肉の血流が悪化し、しこりとなっている。
・前日などにいつもはしないスポーツや労働をして筋肉が痙攣している(こむら返り)
・頸椎の後ろの関節(椎間関節)の袋(関節包)に炎症がおこる。
などの原因が考えられています。
筋肉の血流悪化・疲労や関節包の炎症を引き起こすのは、肩や腕の使い過ぎ、同じ姿勢の持続(飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠などでは寝返りが少なくなる・パソコンや事務作業)が原因の場合が多いと考えられています。
3.姿勢と寝違えの関係
姿勢の悪さは、寝違えの立派な原因の一つと考えられます。
スマートフォンを見ている状態を想像してみましょう。
真正面を向いた時の姿勢と比べ、首を前に30度倒した場合は約4倍、60度倒した場合は約6倍もの負荷が首にかかると言われています。
その状態が続くと首や肩周りの筋肉が硬くなります。
硬くなると寝ていても疲れが取れず、肩首の力が抜けなくなります。
すると翌朝、寝違えとして痛みが出てきてしまいます。
4.自宅で出来るストレッチ
自宅で簡単に出来るストレッチもあるので紹介します。
1) 立ったまま両手を上に挙げ、バンザイする。
2)反対側の手でもう片方の脇の下をおさえる。
3)そのまま腕を大きく前に7周まわす。
4)腕を大きく後ろに7周まわす。反対も同様に前後にまわす。
このストレッチでは脇の下の筋肉、神経を伸ばし痛みを軽減させるものです。
ですので、改善が見られない場合や痛みで動かせない場合は自分で解決しようとしないですぐに診察を受けたほうが良いです。
5.痛みが取れにくい場合
時間が経っても痛みが軽減しなかったり、場合によっては1ヶ月以上症状が長引く方もいます。
そんな時は、
・「疲れにより血流が悪くなっている」
・「急な温度変化」
・「栄養素の不足」
・「代謝異常」
などのことが考えられます。
体が疲れていると血流が悪くなり筋肉が収縮したり、急な温度差が起こると筋肉がこわばります。
また、ビタミンB1やマグネシウム、カルシウムが足りないと筋肉が硬くなりやすくなります。
ビタミンB1が含まれる鮭や豚肉を摂ったり、カルシウムとマグネシウムの両方がバランス良く摂れるごまを積極的に食べるのをおすすめします。
代謝異常に関しては、糖尿病などの持病が原因で引き起こされるものもあります。
まとめ
寝違えと一言に表現しても、その原因は様々あります。
ですが、どんな原因であれ、痛みをそのままにしないでください。
痛みを感じると体は力が入って防御しようとします。すると周りの筋肉がかばって痛みが増え、症状が悪化する場合もあります。
誰でも痛みは嫌なものですが、体の大事なメッセージなので軽く考えずに、気軽に相談してください。
げんきやはりきゅう整骨院では寝違えに対して筋肉をゆるめた上でストレッチをしたり、鍼灸を用いて早期に痛みを改善出来るように施術しています。
寝違えだけでなく、首周りからの神経痛やストレートネックなども診療しております。
少しでも気になることがあれば何でも相談してください!
一緒に痛みのない身体づくりをしていきましょう!