こんにちは!
肴町の小野寺です!
少しずつ暖かい日も出てきて、春を感じる季節になってきましたね。
しかしこの季節の変わり目、特に今の時期は冬に比べて外に出たり、除雪道具を片付けたりバタバタしがちです。
そういう時にぎっくり腰になってしまう方が多いので、今回はぎっくり腰について紹介していきます!
1.症状
ぎっくり腰は突然起こり、動けないほどの激しい痛みを伴います。
そのため、日常の些細な動作をすることも大変になりますし、生活に支障をきたしてしまいます。
そしてぎっくり腰は誰もが起こり得る症状であり、再発するという方も少なくありません。
2.原因
些細な動作で引き起こされることが多くなっています。
例えば、
・重い物を持ち上げた瞬間
・お辞儀をしたとき
・立ち上がろうとしたとき
などの日常的な動きでもぎっくり腰になってしまいます。
主に腰への負荷がかかった際に発症しますが、大きな負荷ではなくても突然ぎっくり腰になってしまうこともあります。
3.どんな人が発症するか
デスクワークなど同じ姿勢で長時間作業をすると腰に負荷がかかるため、筋肉に疲労が溜まり、筋肉が伸び縮みしにくくなってしまいます。
筋肉疲労や関節への負荷が蓄積されていくと、ある時突然耐えきれなくなってしまい、ぎっくり腰を引き起こすのです。
他には姿勢が悪い方も発症しやすくなっています。
姿勢の悪さや日常生活における癖によって、骨格にゆがみが生じると
筋肉のバランスが崩れてしまいます。
すると腰を支えきれずに余分な負荷をかけやすくなってしまいます。
そうすると、筋肉は硬くなりそこに疲労も蓄積されるためぎっくり腰を引き起こすことにつながります。
また、日常的にストレスを感じている方も体が緊張し、余分な力が加わってしまうので、ぎっくり腰になりやすいと言われています。
3.対処法
発症後は痛みが強いので、無理に動かさずに安静にしてください。
ぎっくり腰は、痛む場所に炎症が起こっているのでまずは冷やすようにしてください。
痛みが引いてきたら少しずつ動くようにしてください。
ゆっくりストレッチするのが良いです。
この時も無理に動くのは厳禁です。
4.ぎっくり腰の予防
ぎっくり腰は誰でも発症する可能性もあり、治っても再発する可能性が高いです。
なので普段からストレッチを取り入れ、体の柔軟性を上げる事が予防になります。
また、姿勢を正しく保つ事も予防になります。
イスに座る時にお尻に体重をかけるのではなく、太ももに体重をかけるイメージで座ると自ずと姿勢が真っ直ぐになります。
ただ、普段から姿勢が崩れやすい方は正しい姿勢に耐える筋力が不足している可能性があります。
そこで無理に続けると痛みが出てくることがあるので、体が辛くならない程度にしましょう。
5.ストレッチの紹介
ここでは出来るだけ腰に負担が少ないかつ、腰に効果的なものを紹介します。
① 仰向けに横になり膝を立てて「足裏」「骨盤の裏側」「胸の裏側」「後頭部」が床についていることを確認します。
② 軽くあごを引いて背骨を長くのばします。
③ 鼻から息を吸い、カラダを動かさないようにしながら口から息を吐きます。
④ 息を吐く時におへそを背中側に引き込み、さらに胸の方に持ち上げるように意識を向けます。砂時計のくびれをイメージしてお腹を薄く細くしていきましょう。
⑤ 吸った時にも出来るだけお腹をぽっこり出さないように気をつけ呼吸を胸で行うと腹筋深部をしっかりと働かせることができます。
これは「ドローイン」というやり方で、腹筋深部を刺激し姿勢を支えやすくできます。
まずはこういった腰への負担が少ないストレッチから始めるのが良いです。
・まとめ
ぎっくり腰は本来、絶対安静と言われる程深刻なものです。
無理に動かすと悪化して症状が長引く可能性があるので、絶対に無理な動きはしないでください。
げんきやはりきゅう整骨院では鍼や特殊電気と呼ばれるものを用いて炎症を抑えたり、痛みが出ないような体づくりを行っています。
気兼ねなく体を動かせるように、一緒に体づくりをしていきましょう!