肴町便り〜ぎっくり腰〜

こんにちは!

肴町の小野寺です!

 

 

梅雨も明けて、外出したり庭の手入れをしたり、体を動かす事が増えてきました。

 

しかし、今まで動いてなかった分、動き出した際に体を痛めることが多いです。

 

そこで今回はぎっくり腰についてお話していきます!

 

 

①ぎっくり腰とは?

 

よく耳にすることが多いと思いますが、一体どんな症状を指すのでしょうか?

 

ご存知のとおり、大まかにいうと急性の腰痛症のことをいいます。

 

少し詳しく説明すると、腰を支える靭帯や筋肉に急に負担がかかり、断裂を起こし、それが神経を刺激します。ちょうど強い捻挫を起こしたのと同じ状態なので、腰の捻挫ともいわれます。

 

そのため激痛が走り、西洋では「魔女の一撃」と呼んでいるらしいです。

 

また、背骨の関節やその間の椎間板が変形し、いわゆる椎間板ヘルニアなどを起こしている場合もあります。

 

こうしたケースでは、ぎっくり腰を起こすと症状もひどくなりがちなので、とくに注意する必要があります。

 

 

②ぎっくり腰になる原因

 

患者さんからよく聞くのは「重いものを持ち上げて」、また今の時期だと「草取りをして」などが多いです。

 

急な動き出しにより腰に負荷がかかり、特に中高年の場合には、加齢や運動不足のために腰を支える筋肉が弱くなり、腹筋と背筋のバランスが乱れていて発症します。

 

慢性化すると咳やクシャミ、顔を洗うなど軽い動作でもなります。

 

 

③ぎっくり腰になったら

 

症状が重い場合、激しい痛みにより当初は動くことも立ち上がることもできないのが普通です。

 

その場合には横向きに寝て、腰を丸めた姿勢をとると少し楽になります。

 

無理にからだを動かすとかえって症状を悪化させかねませんのでまずは安静にし、少し痛みが和らいでからご来院下さい。

 

ぎっくり腰の場合、初期の処置がとても重要です。

 

何故かというと筋肉、靭帯が損傷すると「瘢痕(はんこん)治癒」といって損傷箇所が違う組織で修復されてしまいます。例えるならば切れた筋肉を接着剤でつなぎ合わせるような感じです。

 

なので再度当該箇所が切れやすくなり、咳やクシャミなどの軽い動作で発症しやすくなる慢性化につながるわけです。

 

それと、2~3日して痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動くようにしましょう。

 

従来は、痛みが治まるまでは寝ているほうが良いとされていましたが、最近では早めに動き始めたほうが回復も早いことがわかってきました。

 

ただし、無理はしないで痛みの程度をみながら、自宅の中などを少しずつ歩くようにしましょう。

 

 

④ぎっくり腰の再発予防

 

ぎっくり腰の痛みはケアしていくと1週間程度で治まり、日常生活もこなせるようになります。

 

しかし油断は禁物で予防のためには、腰を支えるための筋力アップ(特に腹筋、背筋)や、筋肉や靭帯を柔軟にするストレッチ運動が適しています。

 

あとはいきなり動いたりせず、軽く準備体操をしたり、物を持ち上げたりするときはひざを曲げて腰に負担の少ないよう心がけて下さい。

 

 

・まとめ

ぎっくり腰は些細な動作がきっかけで起こり、痛みも激しいため日常生活に支障が出てしまいます。

 

日頃からストレッチや適度な運動を取り入れ、体の柔軟性や筋肉のバランスを整えましょう。

 

げんきやはりきゅう整骨院では患者さんの症状に合わせて、手技や特殊な電気機器、もしくは鍼を用いて早めに痛みを取り除き、再発しないようにケアをおこないます。

 

今回は「ぎっくり腰」についてお話ししましたが、他にもお身体のことで心配なことなどがあれば何でもスタッフまでご相談下さい。

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