こんにちはー!
東京オリンピックでは、新世代の日本選手達の活躍により、メダルラッシュで沸きましたね!
パリでの活躍も期待できそうで、次も楽しみです。
さて今月のブログは「肩こり」についてお話しいたします。
「肩こりとはどういう状態?」
デスクワークや長時間同じ姿勢で仕事をしている人にとって、肩こりは悩みのタネ。
まずは肩こりが起こる原理について解説します。
普段あまり意識していないかもしれませんが、肩の筋肉は頭や腕を支える役割を担っています。
頭はボウリング球と同じぐらいの重さがあることから、肩にはそれなりの負担がかかります。
そして、筋肉の緊張状態が長時間続くと、筋肉が硬くなってきて血液の循環障害を招きます。
血液が循環されなくなると、酸素や栄養分が行き渡らなくなり、疲労物質も循環せずにその場にとどまり続けます。
この状態が続くと、いわゆる肩こりの状態になってしまうのです。
特に働き盛りの40代、50代の方に多いと言われています。
また「緊張性頭痛」を誘発することもあり、肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなると、その結果、筋肉が疲労し、神経が刺激されて頭痛が生じるのです。
「頑固な肩こりは姿勢改善で!」
肩こりを緩和させるには、姿勢を正すことが大切です。
外くるぶし→膝横→大転子(お尻の横の骨)→肩→耳のラインが縦一直線に並ぶのが正しい姿勢です。
例えば猫背姿勢の場合であれば、顎が前に突き出し、前のめりになり背中が丸まります。
この姿勢だと、背中は張った状態、首の筋肉は硬直して血行が悪くなります。
さらにリンパの詰まりも生じてくるので顔はむくみ、垂れるので疲れた印象になります。
では「良い姿勢で立つ」ために意識するポイントを、5つご紹介いたします。
①ひざを伸ばす
②おへその下に力を入れて骨盤を立てる
③軽く肩甲骨を後方に引き、胸を張る
④あごを少し引く
⑤頭頂部が真上から引っ張られている感覚で、背筋を伸ばす
上記のポイントを押さえた姿勢になったら、近くにいる人にチェックしてもらいましょう。
チェックするときは、横から見てもらい、耳、肩・骨盤、ひざ、外くるぶしの中心が一直線になっていれば、姿勢です良い姿勢です。
②の骨盤を立てるのが、最も重要なポイントです。
次に座るときの姿勢で、猫背であごを突き出したり、背もたれに寄りかかり続けたりすると、肩こりが起こりやすくなります。
「良い姿勢で座る」ために意識するポイントは、下記の4つです。
①少し浅めに座り、背もたれにもたれない
②おへその下に力を入れて骨盤を立てる
③背筋を伸ばす
④目線が20~30度下に向くように、いすの高さやパソコンの画面の角度を調節する
椅子は、ひざと股関節が同じ高さになるのが目安です。
ただし、長時間座り続けて同じ姿勢をキープしていると、肩だけでなく首や腰の筋肉に負担がかかり、肩こりの原因となります。
肩こりを防ぐには、良い姿勢で座るだけでなく、なるべく立っている時間を多くすることが大切です。
できれば30分~1時間に1回は立ち上がって、伸びをしたり歩いたりしてください。
げんきやでは、肩を直接揉みほぐす他に、ストレッチで伸ばしたり、鍼(はり)で筋緊張を解いたりしたりして、血液循環を促進させ症状の緩和に努めます。
また「こり」を根本から、できるだけ早く改善させるために、骨を正しい位置に調整する「姿勢矯正」のメニューもございます。
他にもセルフケアなどの指導もお任せ下さい!
それにしても今年の夏はとても暑かったですが、皆さん夏バテなどしてませんでしたか?
お盆も過ぎ少し涼しくなりましたが、季節の変わり目で体調を崩さないようご注意下さい。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
お大事にー!