梨状筋症候群とはどんなもの?

こんにちは!

冬も本番となり雪深く、朝晩通して寒い日々が続くようになって参りましたね。

お身体の調子はいかがでしょうか?寒くなりお身体の調子も落ちこむ季節でもあります。

身体を動かす機会も減り、家の中で座って過ごす時間も多くなる季節です。また、仕事をしていてもリモートワークなどの座って作業する機会も増えてきています。

今回はこのような長時間座ることで起こることでありえる、梨状筋症候群についてご紹介していきます。

 

・はじめに

梨状筋は脊椎の下部にある仙骨の前面から、大腿骨上端の突出した部分に伸びている筋肉です。

また、ここで関わる坐骨神経は、骨盤から出て足へ向かいます。その際、骨盤の出口のところで梨状筋という筋肉のトンネルを通ります。

筋肉は通常柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、走っているときや座っている時に股関節を回旋させる筋肉を通る坐骨神経が、梨状筋の下から出る位置でこの筋肉に圧迫され痛みが出ることがあります。このことを梨状筋症候群と呼んでいます。

 

・症状

慢性の持続的な痛みまたはしびれが、始めは殿部に生じ、太ももとふくらはぎの裏側の全体に広がり、時には足にまで及ぶことがあります。

トイレや車の長時間の坐位姿勢自転車のサドルに乗ったとき、また走っている時など梨状筋が坐骨神経を圧迫すると痛みが強くなります。

股関節を内側に捻ったりしてお尻が痛くなる症状が出れば、外側に回す筋肉が硬くなっており、その下の坐骨神経が圧迫されている可能性があります。

 

・原因

梨状筋は複雑な股関節の動きに関与している筋肉で、野球やゴルフなど体を捻る動作の多いスポーツや、中腰姿勢での畑仕事だったり、また長時間のデスクワークなど、座っている姿勢や臀部の筋肉の緊張が続くことによって筋肉の柔軟性が無くなり坐骨神経を圧迫します。

 

・検査

梨状筋症候群の検査として股関節周囲にストレスを加えて、痛み、しびれの有無を確認するテスト法があります。梨状筋に硬さがあると、股関節に力を入れて外側に捻ったり、他動的に内側に捻ると痛みが出ます。

また、脚を伸ばした状態で脚を上げることでも痛みが出ます。

坐骨神経痛をきたす疾患は、梨状筋症候群の他に腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などもあります。梨状筋症候群がそれらの疾患のどちらかだけが痛みの原因となっている可能性、さらに両者が原因となっている可能性もあるため、さまざまな可能性を検討しながら検査していきます。

 

・施術

梨状筋症候群の痛みは、日常生活の姿勢や動作、スポーツでの特異的な動作などさまざまな原因で起こります。そして、痛みがどうして出ているのか、何が原因でこのような症状が起こっているのかを問診等によって特定し、原因となっている筋肉や靭帯、骨盤のねじれなどに対して、筋膜や筋肉のリリース、矯正を行っていきます。

よく起こるのは、お尻の筋肉が張りすぎてしまい、本来の股関節の動きをする事が出来なくなってしまい炎症や痛みを引き起こすケースです。こういった場合には、筋膜リリースや癒着している箇所に超音波治療器を当てて本来の関節の動きに戻していきます。

 

・まとめ

げんきやはり灸整骨院ではこの様なつらい症状の治療も行っております。

超音波治療器の他にも鍼灸治療を用いて深部の筋肉を刺激し、つらさの原因である軟部組織などへアプローチし、お身体を楽にしていくお手伝いをさせていただきます!

今回ご紹介した梨状筋症候群の他にも、さまざまな症状の治療を行なっておりますので、痛みやつらい症状が起きている際はおひとりで治そうとせず、是非げんきやはり灸整骨院にお越し下さい。ご一緒に痛みのない身体づくりをしていきましょう!

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