こんにちは!
肴町の小野寺です!
3月も終わりが近づいておりますが、気候も相まってまだまだ花粉が気になる季節が続いております。
そこで!
今回のブログでは花粉症についてお話していきます!
①花粉症とメカニズム
花粉症とは鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応による症状の事を言い、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
メカニズムとしては、花粉が鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。
その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されます。
それによりアレルギー誘発物質を少しでも外に出そうという作用が働いてくしゃみで吹き飛ばす、涙や鼻水で洗い流すといった症状が見られるようになります。
②花粉症になりやすい人
花粉症を発症する人は、遺伝的にアレルギー体質であることが主な原因として言われています。
他には食生活の乱れや、自律神経を乱す睡眠不足や不規則な生活、そしてストレスも原因と言われています。
③花粉症の対策
外出時には、とにかく花粉に触れないことが大切です。
サングラスやメガネ、マスク、帽子などを着用し、花粉を落としやすい服装をすると症状の悪化を防げます。
自宅に入る際には軽く花粉を落とすようにするとより効果的です。
④花粉症に効果のある食べ物
昨今では研究も進み、花粉症に効果的だとされる成分も発見されております。
その中でも特に乳酸菌とビタミンDが大きく作用するそうです。
乳酸菌は腸内細菌のバランスを整えて腸内環境を整えてくれる善玉菌です。
腸内には免疫の働きをもつ細胞や抗体が60%以上も集まっているとされています。
その為、腸内環境を整えることで免疫機能の過剰反応を抑えられると考えられています。
ビタミンDは免疫機能を調整する働きを持っています。
これが不足すると調整がうまくいかず、過剰な免疫反応が出るとされています。
乳酸菌が含まれる食べ物はヨーグルトやチーズ、味噌やぬか漬けです。
ビタミンDは魚類、干し椎茸に多く含まれます。
⑤花粉症に対する施術
花粉症には鍼灸施術が有効だと考えられています。
特に灸の効果で増血作用というものがあり、赤血球の数が増えるので体の生理作用や、健康を維持するのに役立ってくれます。
ツボと併用する事で、体温・免疫ともに上昇するので風邪や花粉症を抑えやすくなります。
⑥花粉症に対するツボ
花粉症に効果があるといわれているツボを簡単なものにしぼって、いくつか紹介します。
・合谷
親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所
片方の手の人差し指と親指ではさんで適度な力で揉んでください。
・魚腰(ぎょよう)
眉の中央を、やや下から押し上げるように刺激します。
・太陽
眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所
・迎香(げいこう)
左右の小鼻のくぼみにあるツボ。
鼻詰まりに効果があります。
・大椎(だいつい)
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあるツボ。
押しにくい位置にあるので、シャワーなどで温めて刺激するのが良いです。
以上が花粉症に対する簡単なツボになります。
基本的には気持ちいいな~くらいの力で押してあげると効果的です。
⑦まとめ
花粉症は現在発症していない方でも体内に一定量蓄積することで誰でも発症する可能性のある症状です。
特に花粉が付着しやすい環境にいる方は発症しやすいと言われているので、普段から対策しておく事で予防しやすくなります。
げんきやはりきゅう整骨院では鍼灸施術も行っております。
ツボを使って免疫力を高め、風邪・花粉症の予防やストレスや自律神経による体の内面の不調に対しても施術をしています。
少しでも体に不安がある、花粉症を抑えたいという方は気軽にご相談ください。
一緒につらさの無い体づくりをしましょう!