ご無沙汰しています。
O_o いかがお過ごしでしょうか？？
それにしても寒いですね～～～～
寒すぎて・・・・・・・・・・
頭痛もする
首や肩が痛い
腰が重たい
膝が痛い
等々・・・・そんなあなたに朗報です！！！！
今月は鍼灸のお話です。
先ず・・・・・鍼治療って
鍼が怖い・痛いという先入観が先にきて
鍼治療に二の足を踏んでしまう患者さんが
本当に本当に多いですね～ =_=
これは子供の頃の予防接種の注射の頃の嫌な記憶が
そうさせているケースが多いみたいですね。
予防接種の注射は筋肉注射の場合が多いので
それなりの痛みが伴います。
最近ではコロナの予防接種で記憶が新しい方も
多いと思います。
もう少し細かく言うと
注射の針と鍼ではそもそも大きさが違います。
極めて細いステンレス製あるいは銀製の鍼
（長さ約15mm～90mm、太さ直径約0.10mm～0.30mm）
なので細い鍼なら髪の毛と同じ位の太さです。
それで
痛いか痛くないかといえば
人にもよりますが・・・・・
全くわからなかった人もいますし鍼が入った時に
ちょっとチクッとした痛みがある場合もあります。
慣れてない方や筋肉が過緊張していると
鍼が抜けているのにまだ鍼が入っているような
違和感はあるかもしれません。
また
施術後にお酒を飲んだりすれば高熱が出る
リスクがあったり
強めの刺激を入れて翌日に重怠くなったり
はありますが
予防接種のようにワクチンを体内に注入
するわけではありませんから
予防接種のような痛みが継続する
とかの副作用が出る
なんかはほぼありません。
ところで・・・・・・
鍼灸の適応症なんですが〜〜〜〜
WHOの鍼灸の適応症として
神経痛・神経麻痺・けいれん・脳卒中後遺症・
自律神経失調症・
頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・
五十肩・腱鞘炎・腰痛・
外傷の後遺症（骨折、打撲、むちうち、捻挫）
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・
動悸・息切れ
といった感じなんですね〜〜〜〜〜
簡単に言いますと
痛みや痺れ、身体の動きに対するアプローチ
自律神経の調節
あと日本では鍼灸師は内服薬の処方が
出来ないのでお薬に頼りたくない方への施術
が鍼灸では得意分野になってきますね。
そして鍼治療の最大の利点は、身体に鍼を刺して
体の悪いところに直接アプローチできるということです。
具体的に言うと皮膚表面からのアプローチがメインとなる
マッサージや整体・カイロプラクティックでは不可能
だからです。
とはいえ、鍼では肺に穴を開けてしまうリスクの為に
絶対に困難な場所もありますので一概に鍼灸が優位なのか
といえばあながちそうでもありません。
ちなみに
鍼灸院と整骨院の違いについて説明します。
■整骨院、接骨院・・・柔道整復師が施術。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などの治療が専門。
■鍼灸院・・・鍼灸師が施術。
身体に鍼や灸を用いた刺激を与えることで、
保健および疾病の改善及び予防をする。
いずれも人間の身体の構造や生理機能・
病院で診断される疾病の知識などを専門学校で
3年間勉強したあとに国家試験を合格する必要があるので
安心して鍼の施術を受けることができます。
では
どの様に鍼が体に影響するかといいますと
鍼刺激で微細損傷することで、
血管を拡げる化学物質(CGRPやサブスタンスP)
を放出して血液の通り道を拡張します。
血管が拡張することで、疲労物質などの血液の渋滞
が解消されて細胞に十分なエネルギーや酸素が供給
されることで痛みや違和感が消失していくのです。
また
この特性を活かしてお顔に鍼刺激を入れる
美容鍼なるものもあったりします。
美容鍼には、筋弛緩効果や身体の新陳代謝を
活性化させる効果があるため、小顔効果があったり、
顔のむくみを改善することができます。
特に首周りの筋肉や、咬筋にアプローチすることで、
高い効果が得られます。
身体のバランスにゆがみがある場合、
人間の身体はなるべく上の部位の筋肉で修正しようとします。
目的としては体全体の健康を考慮しながら
外見的な美しさも追求する施術で
本来、お顔や頭だけではなく、体全体の経穴（ツボ）や
筋肉に鍼を使って刺激を与えます。
さらに、お灸の熱の刺激を併用することもあります。
鍼が怖いという方にオススメなのが
置鍼といって鍼の長さが1ミリ位で
これは辛い場所に貼るものなのですが、
辛い時に置鍼がある場所をご自身で圧してみると
それなりの効果もありますし皮膚から常に鍼の刺激
を持続して入れる事が出来る優れ者もあります。
ともあれ 鍼＝怖い ではなく一回体験してみる事も
おすすめです。
