首の痛み

こんにちは!げんきや接骨院です!
最近、雨続きで身体の不調が出ますね(´;ω;`)

今回のブログは【首の痛み】です!
首の構造・・・
人間の首から背中は、脊柱、背骨とも呼ばれる脊椎と、それを支える靭帯、筋肉によって形成されています。脊椎は「頸椎(けいつい)」「胸椎(きょうつい)」「腰椎(ようつい)」「仙骨(せんこつ)」「尾骨(びこつ)」の5つに分けられ、頭蓋骨から骨盤まで、24個の椎骨(ついこつ)という骨が連なっています。
脊椎を横から見ると、頭部は前方へ、お尻の部分は後方に湾曲したS字カーブを描いています。脊椎のS字カーブがバランスをとっているため、人間は直立して2足歩行ができるのです。何らかの原因でこのS字カーブが崩れると首や肩、背中への負担が増し、痛みの原因となることがあります。
なかでも首は7個の椎骨からなる頸椎と、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や僧帽筋(そうぼうきん)などの筋肉で、重い頭を支えています。また、椎骨と椎骨の間には椎間板という組織があり、椎骨にかかる衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。

≪原因≫
姿勢の悪さ
首の痛みの大きな原因は、普段の姿勢の悪さから来る筋肉の緊張や血行不良です。
首や背中が緊張するような不自然な姿勢や猫背での作業や、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとることで、脊椎のS字カーブが崩れます。すると、頭部をうまく支えられずに周辺の筋肉に負担がかかり、首などに張りやこり、痛みが生じやすくなります。
姿勢が悪くなる原因は起きているときだけではありません。寝具が合っていなくて寝ているときの姿勢が悪くなることも、首の痛みの原因となりえます。また、筋肉が緊張し続けると血行が悪くなり、さらにこりや痛みが悪化しやすくなります。

骨格のゆがみ
片足に体重をかけたり、バッグを常に同じ方の肩にかけるなどの癖がある人は骨格にゆがみやねじれが生じやすくなります。骨格のゆがみによって筋肉に負担がかかったり、神経が圧迫されたりして、こりや痛みを引き起こします。
近年、パソコンやスマートフォンを使用する時間が増えたため、S字カーブが崩れている人が増えているといいます。通常は、くの字のようにカーブしている首の骨。しかし長時間のスマートフォンなどの使用により、真っすぐ(ストレート)になってしまうのです。これらは、ストレートネックやテキストネックと呼ばれます。また、逆にカーブする後弯(こうわん)もあります。
ストレートネックや後弯になると、首や肩などのこり、痛みの他、しびれや頭痛、吐き気などの症状が起きることがあるので注意が必要です。

加齢
椎骨と椎骨の間でクッションの働きをする椎間板は、加齢によって水分が減少しやすくなります。これにより、骨の稼働による衝撃をうまく緩和できず、痛みが生じることがあります。
また、加齢による筋力低下も痛みの要因となります。特に、重い頭を支える胸鎖乳突筋や僧帽筋の筋肉の量が減少すると血行不良が起きやすいため、筋肉量が少ない高齢者や女性は首や肩のこり、痛みなどが生じやすいといわれています。

過度なストレス
過度なストレスによって筋肉が緊張し血行が悪くなると、肩こりや首こりが生じ、痛みとなって現れることがあります。また、日常的にストレスが多くかかると自律神経が乱れ、体がこわばって痛みの原因となることもあります。

≪症状≫
肩こり・首のこり
首すじや首の付け根から肩・背中にかけて、張りやこり、痛みなどの不快感が生じます。頭痛や吐き気をともなうこともあります。肩こりに関連する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中に位置する僧帽筋の緊張が大きな原因となっています。姿勢の悪さや運動不足、ストレス、冷えなどによって引き起こされるとされています。

寝違え
眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけて痛みが生じる症状です。首を動かすと痛いこともあれば、首が動かせないほどの痛みを感じることもあります。正確な原因はわかっていませんが、睡眠中に不自然な姿勢が続くことで一部の筋肉の血流が妨げられること、前日に行ったスポーツや労働で一部の筋肉が痙攣(けいれん)すること、頸椎の椎間関節の関節包に炎症が起こることなどにより生じると考えられています。
起床時に痛くなり、数時間から数日で痛みが改善されるのが一般的で、医療機関で処方される湿布薬や鎮痛消炎剤の服用も有効です。

頚椎症(変形性頚椎症)
加齢により椎間板が変性したり、椎骨と椎骨をつなぐ椎関節板が変形して骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲができ、神経根を刺激することで痛みが生じる病気です。首から腕の痛みやしびれが生じ、頸椎を後ろに反らせると痛みが強くなります。基本的には自然治癒しますが、強い痛みがある場合は手術での治療を行う場合もあります。
なお、頚椎症による骨棘によって脊髄が圧迫されている場合は頚椎症性脊髄症と呼ばれ、ボタンのはめ外しや箸の使用が難しくなるなどの症状が出ます。

頸椎椎間板ヘルニア
加齢にともなう椎間板の変形により、髄核が後ろに飛び出して、頸部の神経根や脊髄を圧迫する病気です。首や肩、腕に痛みやしびれが出たり、箸が使いにくいなどの症状が現れます。特に首を後ろに反らすと強い痛みが生じることがあります。悪い姿勢での仕事や、スポーツなどが誘因となることもあります。

外傷性頚部症候群
いわゆる「むちうち症」のことで、交通事故や激しいスポーツによって頸部に損傷を受けた後、長期間にわたって首の痛みやしびれなどの症状が出る外傷性の病気です。筋肉や靭帯の損傷で痛みが生じ、頭痛や吐き気などが現れることもあります。

適切な治療を受ければ3カ月程度で痛みがなくなりますが、骨折や脱臼がないにもかかわらずあまり安静にしすぎると痛みが長引く原因になるため、受傷後2~4週間の安静の後にはストレッチを中心とした体操などを習慣づけると良いでしょう。

胸郭出口症候群
胸郭出口症候群とは、首や肩、腕の神経や血管を圧迫し、それらにしびれなどの症状が現れる疾患の総称です。締めつけ圧迫される、いわゆる絞扼(こうやく)される部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群(小胸筋症候群)と呼ばれます。

斜角筋症候群は、いかり肩の人がなりやすく、肋鎖症候群や過外転症候群は、なで肩で筋力が弱い人に起こりやいとされています。つり革につかまったり、洗濯物を干したりする動作で痛みやしびれが生じることがあります。また、手の冷えや頭痛、めまいなどをともなうこともあります。

これらの症状がある方は一度ご相談にいらしてください!
皆様のご来院心よりお待ちしております!!

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