変形性股関節症

一気に寒くなってきましたね。
皆さんお元気ですか?
今回は変形性股関節症です。
主に・・・・・
脚の骨(大腿骨)と骨盤との間にある軟骨が磨り減り、
炎症、そして痛みを発症させる病気です。
骨と骨の接合部のずれが、軟骨の状態を悪化させていきます。 原因は様々ですが、
骨盤の臼蓋が大腿骨の接続部分をきちんと覆っていない状態(臼蓋形成不全)が加齢と共に進行して発症するケースが、日本では多く見られます

変形性股関節症の発症しやすい人の特徴として
重量物作業や長時間の立ち仕事がある職業、寛骨臼形成不全や発育性股関節形成不全といった先天性の既往、肥満など
変形性股関節症でやってはいけない行為や禁忌肢位とは
日常生活の中で、少しでも股関節に違和感を感じたり、
疼痛を感じた場合は、体勢を変更し、股関節に負担のかからない姿勢や行動を心がけるようにしてください。
また、変形性股関節症の禁忌肢位は、股関節を内側に「ひねる・しゃがみこむ」といった動作を避けてください

例えば・・・・・
①長時間の立ち仕事や重い荷物の持ち運び
 股関節に大きな負荷をかけるため、痛みの増悪や関節
 の損傷を引き起こす可能性があります。
②膝を曲げた状態での運動、特にスクワットや
 デッドリフトなどの重量挙げ …
③正座やあぐら …の姿勢

④姿勢の変化
 変形性股関節症の治療には、
 関節の負担を減らす「生活改善」、
 関節を動きやすくする「運動療法」
 炎症を抑える「薬物療法」、
 症状が進行している場合に行われる「手術療法」
 の4つが挙げられます
現状・・・手術や薬物療法については病院にいって
医師の処方しかありませんね
股関節痛に効く薬はあるのかというと・・・・・
残念ながら根本的に治す薬はありません。
炎症をおさえて痛みを軽減する為に
「非ステロイド性抗炎症薬」を使用することがあります。
一般的には内服薬を使いますが、外用薬や座薬を使うこともあります。

「非ステロイド性抗炎症薬」とはなんぞや?? 知らないで服用している方も多いと思われます
そもそも痛みとは、痛み発生させる物質に対して
プロスタグランジン という物質が結びつくと痛みを
さらに増幅させるので
「非ステロイド性抗炎症薬」はこの プロスタグランジン の生成4を抑制させるお薬になります。
副作用として 胃の粘膜の生成阻害が強いので医師は同時に胃薬を処方する場合が多いですね。

ここでは 主に関節の負担を減らす「生活改善」、関節を動きやすくする「運動療法」を紹介します。

運動療法としては股関節周辺の筋肉を強化して
股関節を安定性を強固にする意味合いが強いですね。
股関節スクワット
足を肩幅より少し広げて立つ。
つま先は外側に少し(30度ずつ)開いておく。
膝がつま先より前に出ないように注意しながら、
お尻を突き出すような形でゆっくりと膝を曲げていく。
そのあと、ゆっくりと体を戻す。
この動作を、深呼吸をするようなペースで5~6回繰り返す。

高齢者など立ったままでいるのが難しく、
通常の股関節スクワットができない場合は、
安全に行なえる椅子スクワットがおすすめ。
椅子スクワットでは、椅子に座った状態から、ゆっくり立ち上がる動作を繰り返します。
椅子に座る際には自然にお尻を突き出し、上体を前傾させる股関節スクワットのフォームになるため、
膝への負担が小さく安全に運動ができます。
椅子があるため、深くしゃがみ込みすぎる心配もなく、立ち上がり動作へも少ない負荷で移行可能です。

生活改善としては
テーブルとイスの生活に切り替えて股関節の負担を軽減するというもの
体重を減量して股関節の負担を軽減する
姿勢の改善で股関節の負担を軽減する
股関節周辺の緊張を解いて痛みの感覚を軽減させる
でしょうかね
概ね、股関節の痛みを訴える方は腰や首にも辛さを訴える場合が多いですね。
その為 骨盤矯正・鍼灸の施術などは辛さの改善にも期待できますね

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