お尻から後ろの太腿にかけてのピリピリと腰痛・・・・まさか 坐骨神経痛 ???

ま・まさか・・・この時期に
お尻から後ろの太腿にかけてのピリピリと腰痛
そして歩きにくさ・・・・
これは 所謂~~~坐骨神経痛???
いや、まあ~~~一般的に言われる坐骨神経痛なんですが、
・・・・
実は「坐骨神経痛」とは、病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称で、
臀部から下肢にかけて痛みやしびれが続く状態を言います。

“神経”というと、細いイメージがありますが、坐骨神経は末梢神経の中で一番太く、
サイズはボールペンくらい、長さも1メートルと最も長いものになっています。
この長い坐骨神経は、“ 総腓骨神経 ”(そうひこつしんけい)と、“ 脛骨神経 ”(けいひこつしんけい)に
分かれ腰椎から足の指まで伸びています。

その為、何らかの原因でこの坐骨神経に問題が生じると、この神経の通り道でもある、
臀部から下肢にかけて痛みが引き起こされるのです。
・ ちなみに
・「坐骨神経痛」の痛みは、自覚症状であるため本人にしか分かりません。
そのため痛みの表現も様々で、しびれは「ビリビリ」「ピリピリ」「チクチク」「ジンジン」など、
痛みは「ズキズキ」などと表現される事が多いです。



痛みの場所は坐骨神経が通っている、臀部から下肢にかけて起こり、片肢に症状が出る場合がほとんどですが、
両肢にあらわれる事もあります。足腰やおしりの痛み、しびれ、筋力の衰えなどの症状を坐骨神経痛と呼んでいますが、
症状を引き起こす病気は別にあります。
その代表的な病気が
「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」と「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」です。




腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

背骨の中には、脳から続く神経である脊髄が通るトンネルがあります。これを脊柱管と言います。
この脊柱管が狭くなることで脊髄を直接圧迫し、坐骨神経痛の症状が起こってしまうのです。
脊柱管は年齢とともに狭くなるため、
60代・70代・80代の方に起こりやすいという特徴がありますが、
脊柱管が狭くなる原因は加齢以外には明確なことはわかっていません。

腰部脊柱管狭窄症が原因の場合、安静時には症状がなく、
背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると足に痛みやしびれなどが生じて歩けなくなることが多いです。
前かがみになったり腰かけて休息したりすると症状は緩和されます。
・・
・・・

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)

ヘルニアは腰椎と腰椎の間のクッションのような役割を果たす椎間板の組織が飛び出てしまう病気です。
椎間板が脱出すると脊柱管の中にある神経が圧迫されて、坐骨神経痛の症状が起こってしまうのです。
椎間板ヘルニアは20代・30代・40代の比較的若い年齢層に起こります。
また、たばこに含まれるニコチンが椎間板を変性させる作用があることもわかっており、たばこは発症原因の一つです。


坐骨神経痛の診断は、主に病院でレントゲンやMRIの検査を行います。
レントゲンでは骨折や腫瘍などの有無を調べ、MRIでは椎間板や神経の状態などの詳細を確認し、
患者様が訴える症状や年齢なども考慮しながら総合的に診断します。




一つ注意すべきは「腰部脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」以外の病気の可能性も考えられるということです。
例えば、腰椎の下部には神経の束がありますが、そこに腫瘍ができる「馬尾腫瘍」でも坐骨神経痛と同じ症状が起こります。
「きっと坐骨神経痛だから大丈夫」と自己判断してしまうと腫瘍を放置することになりますので、
腫瘍の可能性を排除するためにも気になる症状があるなら一度整形外科を受診することをおすすめです。


梨状筋症候群(りじょうきん しょうこうぐん)

坐骨神経は、腰のあたりから出て足へ向かい、骨盤の出口のところで梨状筋(りじょうきん)という筋肉のトンネルを通ります。
通常この筋肉は柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、臀部や太ももの裏側に痛みが生じたり、
側を通る坐骨神経を圧迫してしびれが出てきます。こうした症状が「梨状筋症候群」と呼ばれています。
主に接骨院では
腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアも対症療法で対応していきますが、
梨状筋症候群の対応がメインになってきます。

激しい運動などによって梨状筋が炎症を起こすと、坐骨神経を刺激し、
臀部や太ももに痛みやしびれを引き起こします。
また、中腰の姿勢の作業、長時間のデスクワークや運転など、
梨状筋に負担のかかるような行為によって発症することも少なくありません。

梨状筋症候群は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症ほど一般的ではなく、
スポーツの世界以外ではあまり知られていませんが、実は多くの人が発症している病気です。
ただし、この病気はMRIやレントゲンなどの検査ではみつけることができません。
スポーツだけでなく、一定の繰り返し動作をする環境や体の使い方に偏りがある方も
実は同じ筋肉だけしか使ってなくてそれ以外の筋肉が弱ってしまう状況があり
そのことが原因で臀部の筋肉の偏りが骨盤の変異を誘発し梨状筋に負荷がかかって
坐骨神経を圧迫して痛みを発生させる
又は同じ姿勢特に座位でいることによって臀部の筋肉常に圧迫
されることになり血流が通常より悪くなって臀部組織の酸欠や栄養不足が起こり筋肉が硬くなり痛みが発生
ということもあります。


坐骨神経痛は自然と症状が治まる方もいますが、つらい症状が長く続く方もおり、
中には日常生活がままならないほど悪化するケースもあります。
つらい症状があると気持ちまでふさぎ込み、気分が落ち込むと活動量が低下してさらなる不調を招くことも。
そうならないようまずはつらい症状をとって体を楽な状態に導いてあげることが大切です。

そこで げんきや接骨院・鍼灸院としては
手技によるアプローチだけでなく腰部の矯正や鍼灸治療
が揃っております。
痛みに対しての説明をさせてもらっていますので
安心して治療を受けられます。
気になる症状があれば是非ともご連絡下さい。

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