こんにちは!
げんきや接骨院西白井駅前です。
12月は臀部の痛みやしびれの原因の一つである
梨状筋症候群
について書いていきたいとおもいます。
・まず梨状筋症候群とは?
坐骨神経が梨状筋部で障害されることにより生じる絞扼性神経障害のこと。
・原因
腰部・臀部の外傷や長時間のデスクワーク、体を捻る動作が多いスポーツなど負荷が大きくかかった際にオーバーユース(使い過ぎ)になり、筋肉の柔軟性が失われて坐骨神経を絞扼し以下の症状がみられるようになります。
・症状
- 主に梨状筋部の圧痛や下肢痛、臀部痛といった症状がみられる。
- 下肢を内旋させることで梨状筋が引っ張られて緊張し坐骨神経を圧迫するため症状が悪化する。
- 重症化すると総腓骨神経マヒになる場合があり、鶏歩(つま先が上がらなくなる)となってしまう可能性もあるので早めの治療が大事になってきます。
・治療
原因としてオーバーユースであることが多いため、ストレッチが有効とされています。
また、治療院での治療(手技や鍼灸、電気療法など)で臀部の筋緊張をとることで症状が改善しやすくなります。
保存療法として梨状筋への局所麻酔+ステロイド局所注射により異常な筋緊張亢進や腫脹を抑制します。 ステロイド局所注射などで症状が改善しない場合、手術等により神経圧迫因子を取り除きます。
様々な原因がありますが、早めの治療が大事になってきますので今の自分の身体の状態がどうなっているのか?向き合う必要もありますので気を付けて過ごしていきましょう。
参考書:病気がみえる vol.11 運動器・整形外科