皆さんこんにちわ！
今回のブログのテーマは「頭痛」ということなので
月に1～2回は片頭痛で死にそうになっている私、O川が頭痛について
解説していきたいと思います！
長い文章を読みたくない人は、後半に内容のまとめがあるのでそこまで飛ばそう！
①緊張型頭痛
「緊張型頭痛」はいわゆる肩こりが原因となる頭痛で
頭痛の中では最もポピュラーな部類で、皆さんのなかにもお悩みの方もいると思います。
主に長時間の同一姿勢やストレスによって首や肩、背中にかけての筋肉の緊張し、
頭部周辺の血流が悪化することが原因だと考えられています。
「頭が締め付けられるような」「頭部全体が重苦しい」「軽いめまい感」
などが特徴で、人によって痛みの出る間隔や期間が異なりますが、大きく分類すると
数時間～１日程度の頭痛が月に何度か起こる「反復性」のものと
ほぼ毎日のように頭痛が続く「慢性型」の2種類があります。
特に「慢性型」の場合だと、不良姿勢などの筋肉の硬さのほかにストレスや鬱などの
精神的な負担が日常的にかかっていることも考えられます。
「緊張型頭痛」の対処法、治療法としては
1）マッサージや鍼灸療法で筋肉の硬さを和らげる。
2）お風呂に入る、蒸しタオルなどで首周りを温め、血流を改善する。
などがあります。
あまり長期間続く場合は、頭痛専門の治療院で診てもらうのもおススメです。
ただ「緊張型頭痛」の場合は根本的な原因を取り除かない限り、
何度も繰り返す可能性が高いので、発症を予防するためには
不良姿勢の改善や、適度な運動。何より精神的ストレスの軽減が必要です。
②片頭痛
次は「片頭痛」について解説していきます！
私自身が片頭痛持ちなのでやや贔屓目というかオーバーな解説になるかもしれません(笑)
※ちなみに「偏頭痛」と「片頭痛」の二種類の書き方がありますが、
意味はどちらも同じなので、そこまで気にすることはないのですが
医学書などでは「片頭痛」で書かれることが多いようです。
「片頭痛」は主に血管の拡張が原因で起こるといわれていますが、
なにが要因で血管が広がるのか、血管が広がるとなぜ痛みが出るのかなど
諸説ありますが、はっきりとした原因は不明のままです。
「片頭痛」の症状の大きな特徴には
「頭の片側、目の奥の拍動性の強い痛み」
「動作、特に頭を揺らすと痛みが増す」
「吐き気。めまい感を伴うことがある」
などがあり、特に動作時の痛みが強いため、
症状が重い場合は仕事や家事などの日常生活に支障をきたすこともあります。
また多くの場合、音や光、匂いに対し敏感になり、強い不快感を伴います。
なので症状が起きているときや、痛みが強くなりそうなときは暗い静かな部屋で
安静にしているのが一番です。
ほかの対処法としては、単純ですが頭痛薬を飲むのも効果的です。
市販の薬でもよいのですが、片頭痛に一番効果があるといわれている「トリプタン」系の
薬剤は医師の処方が必要となるので、痛みが強いときは病院にいって相談してみましょう
「緊張型頭痛」のときはマッサージや入浴で血流を良くすることで症状が軽くなりますが
「片頭痛」の場合、逆に痛みや吐き気が悪化しやすいので注意が必要です。
③まとめ
さて、ここまで「緊張型頭痛」と「片頭痛」について解説してきましたが
少し長くなってしまったので、それぞれの頭痛の特徴を最後にまとめていきます。
①「緊張型頭痛」 ②「片頭痛」
・肩や首の硬さが原因である ・血管の拡張が原因である
・不良姿勢やストレスが関与 ・遺伝的要因や体質が関与
・持続性の重苦しい痛み ・拍動性の強い痛み
・めまい感や頭重感を伴う ・音や光に過敏になる
・血流を良くすると軽減 ・血流が良くなると悪化
・適度な運動や入浴が良い ・安静が第一
「緊張型頭痛」と「片頭痛」にはこのような違いがあります。
頭痛を訴える患者様の中には、自分の頭痛がどちらなのかわからず
本当は「片頭痛」なのに「緊張型頭痛」だと思って温めたりして
かえって悪化してしまった・・・。ということもたまにあります。
頭痛持ちの皆さんは、自分の頭痛を正しく理解し、
適切な予防や対処法をしていきましょう！
今回のブログを読んでいる方で頭痛になったことのない方はたぶんいないとは思いますが
頭痛持ちの方々にとって、頭痛は大きな悩みであり、時に日常生活を困難にします。
そんな方たちにとって、頭痛を理解されない、軽いものだと思われるのは非常に大きな
ストレスになると思います。もしご友人や同僚の方が頭痛で悩んでいるようであれば
できる範囲でいいので、理解し配慮してあげるようにしてください。
※お願い
今回のブログはこれで以上になりますが、最後に皆さんにお願いがあります。
盛岡市内でもコロナウイルスの感染が増加しているなか当院では
・出社前の検温
・施術ごとの手指消毒
・スタッフのマスク着用
・院内のこまめな換気
などの基本的な感染対策を徹底しておりますが、
ご来院いただく患者様にも、マスクの着用・手指消毒などの感染対策に
ご協力いただけるよう改めてお願いしております。
いろいろとご不便をおかけすることもあると思いますが
今後も皆様の生活に寄り添い、安心して来院して頂くために
ご配慮、ご協力をよろしくお願い致します。
げんきやはりきゅう整骨院梨木スタッフ一同
