皆さんこんにちは・・・
12月も後半にはいってだいぶ寒くなってきましたね:;(∩´﹏`∩);:
今年は例年より早く雪が積もり始め
年末の準備の忙しさに加え、雪道運転や雪かき等でお身体の負担も
増えてくるころだと思います。
特に寒くなると出やすくなるのが、冷えや痺れといった神経症状ですね。
今回はその神経症状うち坐骨神経痛の原因となる
「梨状筋症候群」というものについて説明していこうと思います!
☆「坐骨神経」と「梨状筋」
「梨状筋症候群」を説明する前に
「坐骨神経」と「梨状筋」についてざっくりと解説をしていきます。
①坐骨神経
坐骨神経は人体の神経の中で最も太く長い神経で、腰部から始まり臀部、大腿の裏を
通り、膝の裏で枝分かれしてふくらはぎと脛、足底まで伸びていきます。
主に下腿の感覚と、大腿部の一部の筋肉の運動に関わっています。
太く長い神経なだけに様々な原因で圧迫、絞扼(締め付けられること)されやすく
神経症状の出やすい神経として知られています。
②梨状筋
梨状筋は臀部(お尻)にある筋肉の一つで主に股関節の外旋の動きに関わっています。
股関節の外旋とは簡単に言うと「あぐら」の姿勢ように膝を体の外側に向ける
動きを指します。
坐骨神経と梨状筋の位置関係は以下の図のようになっています。
腰から下半身に続いている赤い線が坐骨神経。
臀部を内側から外側に横切っているオレンジの三角形が梨状筋です。
坐骨神経は梨状筋の下を通っており、この梨状筋によって坐骨神経が圧迫されることで
「梨状筋症候群」が発症します。
☆「梨状筋症候群」の症状と原因
他の坐骨神経痛症状と同じく、臀部から下の坐骨神経のラインに沿って
痛みや痺れ、重だるさなどが出てきます。
梨状筋症候群の場合だと臀部から太ももの裏に症状が出ることが多く、
特に長時間の座り姿勢(PC作業・運転)や腰を落としてしゃがむ姿勢(草むしり)
ゴルフなど前かがみの態勢が多いスポーツなど梨状筋が長時間緊張する、あるいは
圧迫されると発症しやすいといわれています。
☆「梨状筋症候群」の治療
梨状筋症候群は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などと違い、筋肉の硬さが主な原因なので
マッサージやストレッチでの治療や予防が可能です!
臀部の奥の筋肉なので鍼や電気を使った治療でも高い効果が期待できます。
ただし梨状筋症候群が発症する背景には、普段の生活スタイルや不良姿勢、
骨盤のバランスのゆがみなど様々な原因が考えられるので
痛みやしびれだけでなくその根本的な原因を解明し、取り除くことも重要です!
☆まとめ
もし下半身にしびれや痛みが出てきて「坐骨神経痛かも・・・」と不安になったら
げんきやはりきゅう整骨院にご相談ください!
国家資格を持ったスタッフが対応し、ヘルニアや狭窄症、梨状筋症候群の判別から
治療、原因の追究と改善まで誠心誠意診させていただきます!
その他にもお身体の不調や不安、痛みなど気になることがありました
なんでもご相談ください。
梨木スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております・・・。
それではみなさんまた来月・・・いや来年。
よいお年を!