こんにちは!げんきやはりきゅう整骨院梨木高間木です!
最近は暖かくなったと思ったらまた雪が降ったりなど気温差が激しいですね(~_~;)
体調の変化に気をつけて生活していきましょう!
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今回のブログのテーマは「鍼灸」です。
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まず鍼灸とは鍼灸は一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い針を刺入したり艾(もぐさ)を置いて燃焼させたりなど、生体に刺激を加えることで元々身体に備わっている病気を治す力を高めて元気にする治療法です。
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鍼の施術について極めて細いステンレス製あるいは銀製の鍼を用いて、身体に刺入いたします。
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まず、鍼先で皮膚を破るのですが、それは主に管鍼法(かんしんほう)で行います。
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管鍼法とは鍼よりやや短くて、鍼管と呼ばれる金属もしくはプラスチック製のストロー状の管に鍼を挿入し、わずかに出た鍼の柄の部分を軽く叩くことにより鍼の刺入を容易にし、かつ患者さんにはほぼ痛みを感じさせることなく刺入できる日本独自の方法です次に、皮膚を通過した鍼は適切な深さまで体内に刺入されますが、その際、鍼灸師によって手技が加えられます。
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また、刺入した鍼を電極にして低周波の微弱な電気を通す方法もあり、いずれの方法も鎮痛や筋緊張緩和、血液循環改善などに効果のあることが証明されています。
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なお現在、鍼は使い捨てにしている鍼灸院がほとんどです
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。鍼灸院の開設には高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)の設置が義務付けられており、刺さない鍼やシャーレなどはすべて滅菌・消毒がなされており、安心・安全に努めています。
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鍼灸の適応症状肩コリ、腰痛、神経痛、関節痛などに適応いたしますが、鍼灸は多くのつらい症状や病気に効果が期待できます。
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一般にはあまり知られていませんが、鍼灸には血液循環を良くしたり、免疫細胞の増加・活性化に作用があります。
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また、内臓の働きを調節する自律神経を整え、身体の持つ恒常性維持機能を高める働きもあります。
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ですので、はじめは腰痛や肩コリで来院されても鍼灸治療を受けているうちに風邪を引きにくくなった、身体が軽い、体調が良い、よく眠れるようになった、食欲が出た、便通が良くなったなど体調の変化を実感され、症状がなくなってからも病気の予防、健康維持・増進を目的に、定期的に鍼灸院に通ってらっしゃる患者さんがたくさんいらっしゃいます。
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人の身体には病気やケガを自分で治す自然治癒力や、外から入ってくる病原体から身を守る免疫力が備わっています。
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傷害を受けるとそれらのシステムが働きだし、身体に様々な反応が起こります。
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例えば、血管を拡張させて酸素や栄養をたくさん含んだ新鮮な血液を呼び込んで新陳代謝を高めたり、異物と戦う白血球を呼び寄せて傷付いた部位から感染することを防いだりします。
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鍼灸治療はこのような反応を利用して、皮膚や筋肉に目には見えない微細な傷や小さな火傷を作り、筋肉の血液循環を改善して肩こりや腰痛を治したり、傷害を負った部位の修復を促進したりします。
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また、ヒトの身体には痛みを抑制する様々な仕組みが備わっています。痛いところを押さえたり擦ったりすると痛みが和らぐとか、気分が良くなることや楽しいことをしている間は痛みが気にならないなど、誰もが経験されているのではないでしょうか。
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鍼灸の刺激は、このような痛みを抑制する仕組みを働かせるきっかけになり、その結果として鎮痛効果を発揮します。
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以上で鍼灸についての説明を終わります。
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最近また寒くなってきて冷え性の方はお灸でも症状は軽減するのでもし気になりましたらご質問お待ちしておりますのでお気軽にお声掛けください( ´ ▽ ` )ノ