皆さんこんにちは!
げんきやはり灸整骨院梨木です!
もうそろそろ5月も終わろうとしていますね(>_<)
周りでは田植えや畑作業が着々と進み、梅雨も近いのか夜になるとカエルの大合唱!
この声が聞こえてくると、暑い夏まであと一歩なのかなと思えてきます!
そんな中でも、日中と夜間とでの寒暖差で体調を崩す方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は『自律神経症状』についてご紹介いたします!
皆さんは『自律神経』という言葉は聞いたことがあると思います!
ただ、自律神経という単語だけで「実際は何をするやつなの?」
って思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
自律神経とは、呼吸・消化などの内臓の働きや、身体の代謝・体温・血圧などをコントロールしてくれる存在です。
これは、自分の意志とは関係なくバランスを感知して調整してくれます。
昼間に活動している時に優位に働くのが自律神経のうちの『交感神経』です。
交感神経は、身体の血圧を上げる、瞳孔を拡大してよく見えるようにする、心拍数を上げて血流を促進するなど、身体の活動を活発にするものです。
もう一つが、夜やリラックス中に優位に働くのが『副交感神経』です。
副交感神経は、交感神経とは反対の働きをして緊張をほぐして身体を休息へと促すものです。
では、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる原因は何かというと、
・人間関係の悩み
・仕事でのプレシャー
などの精神的なストレスが大きいとき。
他には、
・過労
・肉体労働
・昼夜逆転生活
なども考えられます。
これらは、常に緊張している時間が長いため交感神経が優位な時間が長く、バランスが崩れてしまいます。
そんなバランスが崩れるような生活を長い間行っていると、様々な症状も出始めてしまいますので、例をいくつか挙げていきます。
・自律神経失調症
これは自律神経のバランスが大きくずれてしまい、不安感や緊張感が高まってしまい出てきやすくなるものです。
出現する症状
・吐き気
・多汗
・だるさ
・頭痛
・肩こり
・手足の痺れ
・動悸
・不整脈
・めまい
・不眠
などなど、不定愁訴が大半の症状です。
これには個人差もあるのでどの程度出現するかはまちまちです。
・神経性胃炎
胃酸過多による痛みや胸やけ。
・過敏性腸症候群
腸の蠕動運動に異常が生じて、ふくつうを伴う下痢や便秘を繰り返します。
若い男性に多いです。
・過呼吸症候群
身体が酸素が足りないと判断して息を吸う量が多くなり、身体の二酸化炭素量が減ってしまう状態です。
ひどくなると息苦しさや、めまい、手足の痺れを感じます。
などなど、内臓は自律神経の支配領域なので直接影響が出てしまうものもあります。
これらを改善していくには、
・意識的に音楽や入浴をするなどリラックスしている状態を作る
・ライフスタイルを見直す
・規則正しい生活をする
・食事で副交感神経の働きを高める
など、交感神経と副交感神経のバランスを一定にできるような生活を心がけるのが一番のようですね。
現代の生活では、パソコンやスマホなどから光刺激が強い生活、身体を動かして汗をかくことが減ってしまうなど、自律神経のバランスが崩れる原因が多くなっていますね。
疲れた時や寝る前の3分間くらいで簡単にできる血流改善として、腹式呼吸とツボ押しがあります。
ゆっくり深い呼吸をしながら首筋や腕のツボを押して、血流や不安感改善に身体を促していきましょう。
・完骨(かんこつ)
耳たぶの後ろのぽこっとした骨の下にあるツボです。
首の血流促進と、眼の疲れに効きます。
・風池(ふうち)
先ほどの完骨から中央に近い方にそのまま指をスライドしていきます。
最初に指が止まる凹みのところにあるツボです。
首の血流促進と、眼の疲れに効きます。
・天柱(てんちゅう)
風池から更に中央に近い方にそのまま指をスライドして、指が止まる凹みのところにあるツボです。
・内関(ないかん)
手のひらの付け根から薬指・中指・人差し指の3本をあてて、肘に近い指の下にあるツボです。
ストレスの軽減や、車酔いにも効きます。
セルフでのストレッチなども効果的です。
当院では、そのような不調などお身体に合わせた施術内容のご提供をさせていただきます。
もし気になる不調がありましたら、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。
☎019-656-7117
盛岡市梨木町4-14
げんきやはり灸整骨院梨木