皆さんこんにちは！！！
げんきやはり灸整骨院梨木です！
まだまだ寒い時期が続き雪が残ってますね。。
寒さのせいか頭痛やめまいを訴える患者様が多くなってきているので
今回はめまいの症状についてを書いていこうかと思います。
ちなみにめまいとは、自分や周囲が実際には動いていないにも関わらず、
動いているように感じる状態の総称です。
人の身体は耳・目・関節・筋肉で感じ取った周囲の情報を、小脳が調整して
バランスをとっています。
そのため、関連する器官に一つでも問題が起こると、バランスが乱れて
めまいが起こってしまうのです。
めまいは症状によって三種類に分けられます。
①回転性のめまい：ぐるぐると目が回る
吐き気・耳鳴を伴い、突発的に起きることが多いですが短時間でおさまるのが特徴です。
耳の中にある内耳と呼ばれる場所に、むくみや炎症が起こっていることが原因と考えられ
ています。
②浮動性のめまい：フワフワとふらつく
肩こりや頭痛を伴うことが多いです。安静にしてもおさまらず、
長時間続く場合もあるのが特徴です。
脳の異常自律神経の乱れ眼精疲労などが原因と考えられています。
③立ちくらみを伴うめまい：クラッとする
目の前が一瞬暗くなり、意識が遠くなるような感覚に襲われます。
ひどい場合は意識を失うこともあるのが特徴です。
脳の血液が不足することにより立ちくらみが起こります。
軽い立ちくらみは貧血やストレスで生じることが多いですが、何度も頻発する場合は
何か病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。
このうち、最も症状を訴える人が多いのは「回転性めまい」です。
主な原因は耳の異常で、代表的なものに内耳の異常から引き起こされる
「良性発作性頭位めまい症」があります。
上や下を向いたり、寝返りを打ったりして頭をある特定の方向に動かすと
数秒〜数十秒にわたって激しい回転性のめまいが襲うものですが、
それ以外に異常が隠れているわけではなく、心配しすぎなくても良いといわれてます。
良性発作性頭位めまい症はたいてい1ヶ月程度で自然に治りますが
その分再発もしやすい症状です。
耳石が1ヶ所に留まり続けないよう、普段から頭をよく動かすような生活を
送っていると予防になることがわかっています。
心当たりのある方は、日常生活の中でぜひ頭や身体をよく動かすような
家事や運動習慣を持つといいでしょう。
しかし、同じ回転性のめまいであっても、激しいめまいが長期にわたって繰り返し起こる
場合は「メニエール病」が疑われます。
メニエール病の場合、1回あたりのめまいは10分〜半日にもおよび
頻度は週に数回〜年に数回と個人差が大きいのが特徴です。
さらに、難聴や耳鳴り、吐き気や嘔吐などを伴うこともあり、
日常生活に支障をきたしかねませんので注意が必要です。
ストレスによるめまいはどう対処すればいいの？
まず、めまいが生じたら深呼吸して安静にし、水分補給を行いましょう。その上で、普段
の生活の中で充分な睡眠をとり、適度な運動を行い、ストレスを抱えすぎないよう上手に
発散していくことが重要です。
例えば、、、
自律神経症状が出たら深呼吸を行いましょう。緊張が高まると呼吸が浅くなり
放置していると動悸や過呼吸につながることもあります。
呼吸が浅いと感じたら、意識的にゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
疲労回復のためにも、自律神経の働きを整えるためにも
睡眠時間を十分にとることが重要です。
眠れない日が続き、気分が落ち込むなどの症状も出てくる場合
うつ病なども関わっている可能性もあります。
ストレス負荷のかかりすぎに注意して客観的に自分の置かれた状況を見つめ直し、ストレ
ス要因をできる限り取り除き「外せる負荷はないか」と捉え直し、抱え込んでいる問題を
手放していくとよいでしょう。
症状が改善しているときには、ヨガなどの運動をしたりPMS（月経前症候群）が現れやす
い月経前などは、積極的に身体を動かすと症状が軽減され、運動が嫌いな人でもヨガなど
の呼吸法を中心としたものは行いやすいと思います。
また背骨、腰、骨盤など、固くなりやすい部位をマッサージなどで
緩めていくのも効果的です。
めまいの原因はさまざまですが、特にストレスからホルモンバランスや自律神経の乱れ、
身体の血流不全などによってめまいを引き起こすことが多く見られます。ホルモンバラン
スの乱れやすい女性は特にめまいを起こしやすい傾向があるとされています。
めまいや吐き気の裏には、メニエール病や突発性難聴、脳疾患などが隠れている場合もあ
りますので、該当する症状に心当たりがあれば放置はしないでください。
もし何か気になることがあれば当院にご相談ください(^^♪
げんきやはり灸整骨院梨木
