寝違えについて

げんきや梨木の高間木です!
最近は朝方や夜の気温が下がり肌寒く感じますね。体調にも気をつけて過ごしていらっしゃいますか?

 

今回の内容は「寝違え」になります。
皆さんのほとんどの方が一度はなった事があるのではないでしょうか。

 

1.寝違えとは
眠っていて目が覚めた時に、首の後ろや首から肩にかけての痛みがでて、首を動かすと痛みが出る時もあり痛みで首を動かせない時もあります。

 

2.原因
寝違えは何が起こって痛みがでているかについては、いろいろな意見がありますが検査や画像でとらえられるような変化がないのが一般的なので、正確な原因であるという証拠はありません。睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりとなっている、前日などにいつもあまりしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣している(こむら返り)、頸椎の後ろの関節(椎間関節)の関節包に炎症がおこる、などの原因が考えられます。筋肉の阻血・疲労や関節包の炎症を引き起こすのは、上司の使い過ぎ(手で重いものをもつ動作は頸の後ろの筋肉に負担が出ます)、同じ姿勢の持続(飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠など寝返りが少ない・パソコンや事務作業が長時間に及ぶと頭を一定位置に保持するために頸部の筋肉に負担が生じる)が原因の場合が多いと思われます。

 

3.診断
起床時に痛くなり、数時間から数日で痛みが改善していくようなら、徐々に首を動かしていく事で治っていくのが一般的です。痛みが強い場合には整形外科を受診して、他の病気の可能性がないかを調べてもらいます。例えば、手足のしびれはないか、手足の動きは正常か、深部反射(ハンマーで手足を叩いて反応を見ます)は正常か、X線写真で骨に異常はないか、などを診察します。「寝違え」の場合には、首の動きは制限されていますが、上記の検査では変化は認められません。痛みが治らず診察で異常がある場合には、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根性、頸椎症性脊髄症、転移性脊髄腫瘍、脊髄腫瘍、強直性脊髄炎、関節リウマチなどの本格的な病気の可能性もありますし、肩こりの症状が強いだけの場合もあります。寝違えの痛みが治らない場合には、整形外科を受診して調べてもらう必要があります。

 

4.治療
動かすと頸が痛いので、寝違えが起こった時には痛い方向には動かさずにいる方が良いでしょう。湿布には、炎症を抑えて痛みをとる薬剤が含まれていますので、痛い部分に貼るのは有効です。可能なら緩やかにストレッチするのも有効な場合がありますが、痛みを我慢してストレッチするのは逆効果の場合があります。筋肉の痙攣が原因の場合には、こむら返りの治療が有効なこともあります。マッサージが有効な場合もありますが、余計に痛くなる場合には良くありません。治療の効果を見ながら治療法を考えていく必要があります。

 

簡単ではありますが説明を終わります。
痛みの原因には長時間のパソコン作業もあるのでこまめに休憩をとりながら痛みのない生活を目指して生活していきましょう!

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