皆さんこんにちは!
寒さと暖かさが不安定な時期ですが、
春が見えてきて待ち遠しい時期でもありますね(* ´ ▽ ` *)
さて、今回は『ぎっくり腰』についてのお話です。
皆さんはぎっくり腰と聞いてどんな印象でしょうか?
お父さんやお母さんが「いてて( >Д<;)」と腰を押さえてゆっくり動いてる様なイメージでしょうか?
そもそも何でぎっくり腰と言う呼び方になったかと言うと、元々は電気が走った様に急に動けない位の痛みが起きて『びっくり腰』と言われていたものが訛って『ぎっくり腰』になったそうです。
そして、ぎっくり腰とは通称のようなもので、本来は『急性腰痛症』と言います。
・ぎっくり腰(急性腰痛症)とは
痛みが1日以上続き4週間以内に治まるものを言います。
発症は、重いものを持ち上げた時、腰を捻った時、くしゃみをした時などなど…様々な要因が上げられます。
どれも日常のちょっとした動きで起きるものなので、ぎっくり腰は誰しもが起こり得る症状だと考えられます(;一_一)
・ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因と対策
①筋肉の疲労
中腰で作業が続いた
デスクワークでずっと座っていた 等
同じ姿勢が長時間続く人に多いです。
同じ姿勢、運動不足が続くと、腰の関節やその周りの重心をを支える筋肉や靭帯に負担がかかり、血行不良が発生し疲労が蓄積します。
筋肉の疲労は、不規則な食生活や睡眠不足が続くと、赤血球が上手く作れず貧血になり回復力が落ちて疲労が残ってしまいます。
疲労を溜めないように、適度な運動を行い体の回復を心掛けましょう。
②骨格の歪み
足を組む
鞄を同じ肩にかける 等
偏った姿勢や動きを繰り返すと、負荷が多くかかる筋肉に連動している骨が圧迫されて硬くなり、腰に負担がかかります。
日常生活の中で、正しい姿勢を意識するように心掛けましょう。
※イメージ:頭を天井から出るヒモに引っ張られるように背筋をはります。
③精神的ストレス
睡眠不足
人間関係
痛みによる行動制限
不安感 等
全身が緊張状態となり、腰を支える筋肉の柔軟性が低下し血行も悪くなります。
神経の興奮が続くと筋肉が硬くなってしまいます。
趣味やリラックスする時間を作って、ストレスを溜めないように心掛けましょう。
④その他
今まで上げたもの以外に、安静にしていても腰や背中に痛みが続く場合や、脚の痛みやしびれ、排尿困難が伴う場合は違う原因が考えられます。
その場合、脊椎に何らかの異常が伴う場合が考えられます。
その際は病院の受診をおすすめします。
・最近のぎっくり腰
少し前までは痛みが落ち着くまでは安静を…というのが言われていましたが、最近は3日以上の安静は経過があまり良くないと言うお話もあるので、動かせる範囲で動かせる部分を積極的に動かして血流循環を良くして行きましょう!
あくまでも、無理の無い範囲で頑張りましょう!
・ぎっくり腰の予防
1、普段から腰に負担がかからないように無理な姿勢を避ける
2、猫背や片足だけに重心をかけない
3、適度な運動やストレッチをして、腰周りを鍛える
4、肥満、体重増加を防ぐ
5、リラックスができる時間を作る
など、体勢だけではなく心にも柔軟性を付けて予防を心がけていきましょう!
もしぎっくり腰でお悩みでしたら、げんきや梨木院では手技療法や電気治療、鍼灸治療に対応しております。
痛みが取れてからも、そこで終了にしてまた繰り返し同じ動作を行うとぎっくり腰を再発する可能性がございます。
その様にならないように、根本的に姿勢のバランスを整えたり筋肉の硬さを取り除いて行くことが望ましいです。
普段の生活の中で腰の痛みを気にしているようでしたら、是非ご相談をお待ちしております!