Q&A 腰痛・ぎっくり腰

11. ぎっくり腰は安静にするべき?それとも動いた方がいい?

 

 

答えは「完全に安静」よりも、「無理のない範囲で少しづつ動く」ほうが回復が早いとされています。

 

 

基本的的な目安

 

発症直後 ~ 1日後

・激痛なら横になるのはOK

・楽な姿勢を優先

・横向きで膝を軽く曲げる

・仰向けなら膝の下にクッション

・炎症が強いならアイスバック(氷嚢)などで冷やす(15~20分程度)

ただし、ずっと寝続けるのは逆効果になりやすいです。

 

発症2 ~ 3日後以降

・無理のない範囲で歩く、軽く体を動かす

・同じ姿勢を長時間続けない

 

 

 

12. 腰痛は放置すると悪化する?

 

 

多くのギックリ腰や腰痛は、数日~数週間で自然に改善することが多いです。

 

ただし、次のパターンは悪化しやすいです。

 

・痛みを避けて全く動かない

→筋肉が固まり、回復が遅れる

・痛みを無視して体を大きく動かす作業・運動を続ける

→炎症や筋肉の損傷が長引く

・同じ姿勢を続ける

→デスクワーク・車・ソファなどで悪化しやすい

 

特に注意したいケースは、”ただの腰痛ではないケース”です。

 

主なサインとして、

 

・足のしびれや麻痺

・力が入らない

・排尿・排便異常

・発熱

・安静でも強い痛み

 

などが見受けられた場合は

 

・椎間板ヘルニア

・圧迫骨折

・神経障害

 

などの可能性があり、放置すると悪化することがあります。

 

 

 

13. 朝起きた時だけ腰が痛いのはなぜ?

 

 

朝だけ腰が痛いのは典型的なパターンで、原因はいくつかあります。

 

代表的なのは、寝ている間に腰回りが固まることです。

 

・同じ姿勢が長時間続く

・筋肉や関節が冷えて硬くなる

・寝返りが少ない

・マットレスや枕が合っていない

 

すると、起き上がる最初の動作で腰に負担が集中して痛みます。

「動き始めが痛いけど、少し動くと楽になる」なら、このタイプはかなり多いです。

 

特に起こりやすいタイプの人

 

・長時間のデスクワーク

・運動不足

・お尻・もも裏が硬い

・反り腰

・柔らかすぎるベッドで寝ている

・睡眠中に体が冷える

 

などがあります。

 

 

 

14. 腰痛はマッサージで治る?

 

 

腰痛にはいろいろなタイプがあり、マッサージが合うケースと逆効果のケースがあります。

 

効果が出やすいのは

 

・筋肉の張り

・長時間の同じ姿勢

・疲労やストレス由来

・「動き始めだけ痛い」タイプ

・お尻や背中までガチガチなタイプ

 

この場合は、血流改善や筋緊張の緩和でかなり楽になることがあります。

 

逆に注意が必要なのは

 

・ギックリ腰の直後

・強い炎症がある

・足のしびれ・神経痛

・ヘルニア疑い

・強く押すと激痛

・発熱や内臓由来

 

こういう時に強く揉みほぐすと、悪化することがあります。

 

 

 

15. デスクワークの腰痛の原因は?

 

 

デスクワークによる腰痛は、長時間同じ姿勢と身体への負担の積み重ねが大きいです。

 

代表的な要因としては次のようなものがあります。

 

・長時間座りっぱなし

座っている姿勢は、立っている時より腰椎への圧力が高くなりやすいです。特に

前かがみになると、腰回りの筋肉や椎間板に負担が集中します。

・猫背・前のめり姿勢

ノートPCをのぞき込む姿勢や、肩が丸まった姿勢は腰だけでなく背中・首にも負担をかけます。

・骨盤の傾き

浅く座る、脚を組む、椅子が合っていないなどで骨盤が後ろに倒れると、腰の自然なカーブが崩れて痛みにつながります。

・モニターや机の高さが合っていない

低すぎるモニター、高すぎる机、足が床につかない椅子なども姿勢悪化の原因です。

 

腰痛を軽減させる効果があるとして、

 

・30~60ごとに立つ

・椅子に深く座る

・モニターを目線の高さにする

・軽いストレッチを入れる

・お尻・体幹の筋肉を使う運藤をする。

などが効果的です。

 

 

 

16. 腰痛は骨盤の歪みが原因?

 

 

「骨盤の歪みが腰痛の原因」という言い方はよく見かけますが、実際には複数の原因があります。

 

・左右の筋肉バランス

・姿勢のクセ

・股関節の硬さ

・骨盤の前傾・後傾

 

などをまとめて言っていることが多いです。

 

ただし、次のような状態は腰への負担につながります。

 

・反り腰(骨盤前傾)

・猫背+骨盤後傾

・片足重心

・足を組むクセ

・お尻や股関節の硬さ

 

つまり、「骨盤の歪みそのもの」よりも、”姿勢や筋肉バランスの崩れ”が重要です。

 

 

 

17. コルセットはつけた方がいい?

 

 

腰痛のコルセット(腰部サポーター)は、「短期間なら役立つ」が、「ずっと着けっぱなし」はあまりおすすめされません。

 

 

コルセットが役に立つ状況としては

 

・急に腰を痛めた直後

・動くと強く痛む

・重い物を持つ

・長時間移動する

・一時的に腰の負担を減らしたい

 

といったケースです。

 

コルセットには、

 

・腰の動きを少し制限する

・腹圧を高めて腰を支えやすくする

・「守られている感覚」で痛みを軽減する

 

という効果があります。

ただし、長期間ずっと頼ると、

 

・腹筋、背筋が弱くなる

・自分で支える力が落ちる

・動きが硬くなる

 

可能性があります。

 

 

18. 腰痛でやってはいけないことは?

 

 

腰痛のときに悪化しやすい行動はいくつかあります。特にです。由来の腰痛なら次の点は注意です。

 

①長時間じっとする

「安静にし過ぎ」は逆効果になることがあります。

軽い腰痛なら、完全に寝続けるより

・短時間歩く

・軽く動く

・姿勢を変える

ほうが回復しやすいことが多いです。

 

②急に強い運動をする

腰痛改善のために急に

・負荷の強い筋トレ

・きつめの前屈ストレッチ

などをすると悪化することがあります。

 

③重い物を勢いで持つ

中腰+ひねり動作は腰への負担が大きいです。

持ち上げるときは、

・物を身体に近づける

・膝を使う

・腰だけでで持たない

のが重要です。

 

④コルセットを常時着けっぱなし

短期的には楽でも、長期固定で筋力低下することがあります。

 

⑤痛み止めで無理をする

薬で痛みが減っても、筋肉などの組織の負担が消えたわけではありません。

「痛くない=治った」ではないので、無理な運動や長時間労働は再び悪化しやすいです。

 

 

 

執筆者 神谷

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