今回は『自律神経の乱れ』について書いていきます。
自律神経
心臓の鼓動や血管の拍動、食物を消化するための消化器官、発汗や体温調節など、私たちの身体で意識して動かすことができない器官や体液の分泌などをコントロールしているのが自律神経になります。
自律神経は2種類あります。
①交感神経
仕事中や運動している時に優位になり、心拍数や血圧を上げて自身の身体を活発に行動できる状態にする。
②副交感神経
心拍数や血圧を下げて身体がリラックスした状態に優位になり、消化器官が活発化し、疲れた身体を休息の状態にさせる。
これらを上手くコントロールすることで身体の調子は保っているのが自律神経になります。
自律神経が乱れるとは
何らかの原因により交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、身体が不調を起こし様々な症状が全身のに現れる状態を指します。
主な症状
身体的症状:めまい、立ちくらみ、ふらつき、頭痛、肩こり、発汗、ほてり、冷え、動悸、息切れ、手足のしびれ、便秘、下痢、疲労感、食欲減退
精神的症状:情緒不安定、集中力の低下、焦り、イライラ、不安、不眠など
主な原因
①ストレス
職場や学校、家庭内での人間関係の不和、仕事や学業での重圧や失敗への恐れなどの精神的な不安。
②生活習慣の乱れ
不規則な生活、睡眠不足、バランスの偏った食事、運動不足などの健康を損ないやすい身体の状態。
③環境の変化
季節の変わり目による寒暖差や気圧の変化なども影響することがあります。
④ホルモンバランス
女性の場合は月経周期、妊娠や出産、更年期などによるホルモンバランスの乱れも自律神経に影響を与えます。
自律神経の乱れの予防法
自律神経の乱れを予防、軽減させるには次のような方法があげられます。
ストレスの軽減:好きな食べ物を食べる、仲の良い人と会う、趣味の時間を作るなどが大切です。
生活習慣の改善:バランスの取れた食事、質の高い睡眠を取るなど、規則正しい生活を送りましょう。
適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすと、血行が促進され、リフレッシュ効果も期待できます。
入浴:お風呂にゆっくり浸かることで副交感神経が優位になり、心身のリラックスに繋がります。
接骨院での治療
接骨院では、指圧やマッサージなどの手技と鍼灸で、主に自律神経の乱れの軽減、解消を促します。
手技による施術
首と肩周りを指圧やマッサージで肩こり、頭痛の症状を和らげ、「第二の心臓」とも呼ばれる、ふくらはぎや全身をほぐす事で、血行を良くし、冷えや疲労感を軽減させ、筋肉がほぐれる事で神経の疎通を促し、リラックスさせることで自律神経の乱れを良くします。
鍼灸による施術
鍼(はり)を撃つ事で手技では届かない、筋肉の深層に刺激を与える事で、手技よりも効果的に筋肉をほぐし、神経を疎通、リラックスさせて自律神経の乱れを良くします。また体の内臓に対応したツボの鍼を打つ事で、下痢や便秘の軽減、食欲低下を押さえます。
お灸を据える場合は、鍼の効果に加え、お灸の熱で冷えを軽減させるように、身体を整えていきます。