みなさまこんにちは!
げんきやはりきゅう整骨院 盛岡南院です😊
お盆も終わり8月ももう少しで終わりですね🎐
朝晩は過ごしやすくなってきて徐々に秋に近づいているのを感じる今日この頃ですが・・・
秋と言えばスポーツ!⚽️⚾️🏸
段々と涼しくなりスポーツには適した時期ではありますが、練習しやすいからと頑張りすぎて怪我をしてしまう🤕という例もこの時期少なくありません💦💦
今回はそのような練習の頑張りすぎで起こることも多い
足底腱膜炎についてご紹介したいと思います!
「朝起きて歩き出すとき、踵のあたりに痛みが生じる」
と言った悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
その症状、足底腱膜炎の可能性があります⚠️
○そもそも足底腱膜とは?
足の指の付け根から踵の骨まで足の裏に弦のように張られている腱の膜のことです。
足底腱膜は
・足の甲の骨(縦アーチ)を支える
・歩行やランニングにおいて地面と足部の衝撃を和らげるクッション
といったとても重要な役割を担っています。
○足底腱膜炎とは?
長時間の立位や歩行、ランニングなど、足底に負担の加わる動作を過剰に繰り返すことにより
足底腱膜に炎症が生じ、踵の内側やや前方から中央にかかて痛みが生じている状態です。
中高年の女性や、若年層でスポーツ習慣のある方に多く見られます。
特徴的な症状として
・起床時の歩き出し時に足の裏に痛みが生じる
・しばらく歩いていると痛みがなくなる
初期では
・運動中より運動後に痛みが強くなる
などが挙げられます。
○足底腱膜炎の原因
足底腱膜には
・圧迫力(足裏にかかる荷重や、足を着地させた時の衝撃)
・牽引力(足を蹴り出すときの引っ張られる力)
の2つの負荷がかかります
これらの負荷が
・スポーツ(ランニングやジャンプ動作)によるオーバーユース
・立ち仕事(足の裏で体重を支え続ける)
・加齢(後方重心になり、踵に体重がかかりやすくなる)
など様々な原因により大きくなり、炎症や小さな断裂が引き起こされ踵や足の裏に痛みをもたらします。
○足底腱膜炎になりやすい人
・ランニングやジャンプなどの踏み込む動作が多いスポーツをしている
・硬いグラウンドやアスファルトの上で練習をしている
・長時間の立ち仕事をしている
・ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性が低下している
・扁平足(足低のアーチがない)もしくはハイアーチ(土踏まずが高すぎる)
・扁平足
・クッション性の低いシューズを使用している
・体重が増えた人、肥満の人
○治療法
・保存療法:最も一般的な治療法。安静を心がけ原因となったスポーツなどを一旦中止しながら、理学療法や薬物療法を行うことが多い。
・薬物療法:炎症がある場合は非ステロイド性消炎鎮痛剤=NSAIDs(ロキソニンなど)の服用や湿布により炎症を抑え症状を改善させる。
・注射:ステロイド注射 / 神経リリース
・特殊治療:体外衝撃波治療 / PRP治療
・手術療法:様々な治療を行っても改善がみられない場合適応となることがある。
○予防
・足底腱膜にかかる負担を軽減する
→クッション性の高い靴を履く
→肥満傾向の場合は減量する
→インソールを使用する
・スポーツする際の練習量をコントロールする
・足の筋力及び柔軟性を高める
○当院でも治療ができます🙆♂️
急性期には安静、アイシング、物理療法
その後は足の形状や歩き方、足の使い方の癖や姿勢などから根本の原因を見つけ、局所への処置をしながら再発防止のための治療(マッサージ、トレーニング、テーピング、ストレッチ指導)や指導管理(歩き方の改善やインソール指導)を行います。
基本的に保存療法で治せる怪我ではありますが、放っておくと難治性のものになってしまったり、何度も繰り返してしまう危険性も十分にあります。
今回紹介した足底腱膜炎に限らず、お身体の痛みや不調がありましたら無理なさらず、お早めに当院へご相談ください!😊