皆さんこんにちは‼︎
げんきやはり灸整骨院
盛岡南院でございます‼︎
七月になり気温もいきなり上がってきましたね
熱中症に気をつけながらこまめに水分補給をして生活していきましょう。
さて、今回のテーマは
【腰椎分離症】
についてお話ししていきたい思います‼︎
★分離症とは・・・脊椎骨の上関節突起と下関節突起の間をつなぐ椎弓の峽部という狭い部分において骨性の連続を欠く状態を生じ他もので第五腰椎の好発するものです。
多くは骨が未発達な成長期の小学生から高校生に多く、背中を反らすジャンプや腰を捻る動作を繰り返すことで腰椎の後方部に亀裂が入って起こります。
ただし、練習のしすぎで発症するわけではなく体質的な要因もあると考えられます。
そして、これまた似ている怪我がありましてそれが脊椎すべり症です。
★すべり症とは・・・上位椎体が下位椎体に対して前方にすべって移動している状態の総称です。
わかりづらいですよね😅 画像で見たらこんなかんじです。
【主な症状】
分離症での症状としては、腰部の鈍痛や疲労感。座骨神経痛は一般的には起きません。
学生でスポーツをやっている子などはスポーツ中または直後に腰痛を自覚します。
腰痛以外でも臀部や大腿部におもだるさなどが出る場合もあります。
狭い範囲でズキッと響く痛みが特徴的でようついの叩打痛や、圧痛を認めます。
安静時には痛みが出ないこともあり発症に気が付かないケースも少なくありません。
逆に、すべり症では坐骨神経症状が出て棘突起という骨に圧痛を認めます。
安静にすると一ヶ月ほどで症状は落ち着きますが癒合してない場合、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症になる可能性が高くなります。
腰椎分離症 すべり症でやってはいけない動作
腰を後ろに反らせたり捻る動作です
激しい運動もやめたほうがいいでしょう。
なるべく腰椎に負担をかけないのことが肝心ですね。
【治療について】
脊椎分離症 すべり症とも原則は保存治療が優先されます。
少なくとも1年以上は保存的治療で経過を追います。
青少年期の脊椎分離症で腰痛を起こし始めたばかりのものは硬性コルセットによる厳重な安静固定で分離部の骨性癒合を得て完治が期待できます。
脊椎すべり症が悪化して痛みがひどいもの
持続する神経症状がある場合に手術適応となります。
除痛に関してなら電気療法や鍼灸も効果的です。
ある実験では、腰痛症 変形性脊椎症 腰痛変形疾患 急性腰痛症に対して臀部の鍼治療と電気を流したところ、腰痛症61% 変形性脊椎症 腰椎変形疾患62.9% 急性腰痛症100%に除痛効果があったと報告があります。
【予防について】
腰回り、腹筋、臀部の筋肉をつけることで予防することはできますが、筋トレで腰椎分離症になってしまうこともあるため、無理な筋トレは気をつける必要があります。
ストレッチなどもしっかりして柔軟性を高めることも大切かと思います。
You Tubeでもたくさん動画は載っていると思うので是非見つけてためしてみましょう!
以上、今月は腰椎分離症についてでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
来月もお楽しみにお待ち下さい。