皆さんこんにちは!!
げんきや鍼灸整骨院盛岡南院小笠原です!
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?10月に入り気温もかなり下がってきましたね。寒暖差が激しいのでこの時期は特に風邪には気をつけて生活していきましょう!!
今日は腰椎すべり症についてお話していきたいと思います。
すべり症とは上の椎体という骨と下の椎体に対して前方にすべって移動している状態の総称です。
似ているものは分離症があります。分離症は上関節突起と下関節突起の間をつなぐ椎弓という狭い部分をおいて骨性の連続を欠く状態で第五腰椎に好発します。
分離症の発生頻度は全人口の5~7%で、さらにその10~20%が分離すべり症となります。
スポーツ選手での発生はその2〜3倍にのぼります!
すべり症の発生頻度は20〜30代で男性に多く、女性では40〜50代に多く見られます。
【成因と病態について】
以前は先天性要因で骨癒合不全症という考えが有力ではありましたが、そうした先天性の要因よりも発育期の過度な運動による疲労骨折などの後天性のもの、外傷性のものほうが要因が大きいとされています。
【症状について】
すべり症では、腰部の鈍痛や疲労感、坐骨神経症状が出る場合があります。分離症では坐骨神経症状はでません。
すべり症は外観上あるいは触診でその部分の陥凹があり、たまに腰椎の前彎の増大を起こしお尻が後方に出っ張ります。
【治療について】
すべり症や分離症は原則は保存治療を優先します。
少なくとも一年は保存治療で経過を追います。
青少年の分離症で腰痛を起こしたばかりのものは硬性コルセットをよる厳格な安静固定で分離部の骨の癒合を得て完治が期待できます!
慢性化したものは軟性コルセットによる固定が中心的な療法になります。
すべり症が悪化して疼痛がひどいもの、持続する神経症状がある場合に手術適応となります!
【最後に】
すべり症、分離症、その他ヘルニアなどでしびれや腰椎に悩んでる皆様に、痛みが少しでも和らぐためにもげんきや鍼灸整骨院では鍼灸治療や物理療法などの治療をしています!!
院内でも勉強会やお互いの治療内容の共有化も積極的に行っています。
皆様一人ひとりの身体をしっかり見ていき治療させてもらいます。何か分からない事や不安なことがありましたら、是非お声掛け下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございました!!😁😁
【コロナ対策について】
当院ではコロナウイルス感染予防のために定期的に換気をしベッドの消毒も行っております。スタッフの手指消毒も徹底しております。
また、来院される前に体調が優れない場合はご連絡宜しくお願い致します。
何卒ご協力お願い致します🙇