こんにちは!いつもお世話になっております、小笠原です。
もう五月も終わりそうですね。28度だったり、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は坐骨神経痛についてです。
坐骨神経が圧迫されたために、脚の痛みやしびれが現れた状態のことです。坐骨神経は脚
の太ももに向かう神経です。坐骨神経そのものや坐骨神経とつながる腰の神経(腰神経)
の圧迫が原因になります。圧迫が起こる原因は腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、
梨状筋症候群などです。坐骨神経痛が疑われる場合はどの神経がどのように圧迫を受けて
いるかを調べることが治療において大切です。診察に加えて、MRI検査やCT検査などの
画像検査が行なわれます。原因に応じて、薬物療法や手術などから治療法が選ばれます。
ほかにも、対処療法としてマッサージ、鍼灸があります。
脚の痛みやしびれがある場合、原因の1つとして坐骨神経痛が考えられます。まずは整形外科や脳神経外科をを受診してください。
症状
-
- 腰やおしりから太ももにかけての痛み、しびれが常にある
- 左右のどちらか片側に起こることが多い
- 太ももの外側や裏に多い
- 少し歩くと脚が痛くなり、休み休みでしか歩けなくなる(間欠跛行)
- 体を動かした時(特に前かがみになったとき)に、脚のしびれや痛みがひどくなる
- 靴下を履けない、靴紐を結べないなど
- 腰やおしりから太ももにかけての痛み、しびれが常にある
- 重症であると以下のような症状も起こる
- 安静にしていても、お尻や足が激しく痛んで眠れない
- 足に力が入りにくくなる
- 稀に両側の脚に症状が出ることもある
検査 診断
- 画像検査:坐骨神経が圧迫されている原因を調べる
- 腰部レントゲン検査:脊椎の異常がないかを調べる
- 腰部CT検査:脊椎や骨盤の状態を詳しく調べる
- MRI検査:椎間板の状態や、実際に坐骨神経がどこで圧迫されているのかを調べる
治療法(鍼灸)
鍼治療は、鍼による刺激で筋肉や神経、血流を改善させ、体の働きを良くする効果があると言われています。筋肉が硬くなると神経などを圧迫してしまうのですが、鍼によって筋肉の硬さが和らぐと、坐骨神経痛も改善するという仕組みです。
また、交感神経などの自律神経系にも良い影響を与え、全身状態も整える可能性があります。
鍼治療には電気鍼もあり、坐骨神経痛の治療ではしばしば行われます。
ただし、鍼治療もツボの指圧と同様、「確定的な根拠がある」というわけではありません。坐骨神経痛の鍼治療はこれまで多くの患者さんに行われてきていますが、実は海外でもその根拠は低いのではないかという問題が取り上げられてきています。
ツボ指圧や鍼治療は明確に効果があるのかないのか示されているわけではありませんが、身近で治療を行えるというメリットがあります。ツボ指圧や鍼治療を受けるとリラックスできる等の良い実感がある場合は、もちろん続けると良いでしょう。
逆にやってはいけないこと
● 長時間同じ姿勢でいること
長時間運転していることが多い人、あまり動かない人は、活動的な人よりも坐骨神経痛を再発したりする可能性が高くなります。
た、寝ている時の姿勢も影響することがあり、腰などに負荷がかかってしまい、
悪化する恐れがあります。横向きに寝ているときは膝の間に小さくて固いクッションを置
き、仰向けに寝ているときは膝の下に固い枕をいくつか置いて寝ましょう。
● 急に重いものを持ち上げたり、いきなり腰をひねる
2つ目のやってはいけないこととして、背中をひねったり、重い荷物を運んだりすることです。
急に重いものを持ち上げたり、背中をひねると、腰に負担がかかり、神経が圧迫され、
痛みが増強する恐れがあります。したがって、重いものを持ち上げる時は、足に力を入れ
て荷物を体に近づけてから、ゆっくりと持ち上げるようにしましょう。
仕事上や、やらなければならないときはしょうがないですが、もしやるときは少しはストレッチをいれたり、いきなり重すぎるものを腰に負担がある姿勢で続けるのは少し控えるようにですね。
6月になると、梅雨に頭痛やけだるさが多くなります。
精神的な面からも、体調を崩したりお身体がつらくなってしまうので、
そうなる前に一緒にケアをして体調を整えましょう。
では、今回はこの辺で失礼します👐
※コロナウイルス対策について※
現在、当院ではコロナウイルス感染予防として
定期的に換気をし、スタッフの手指消毒、
施術後のベッドの消毒を再度徹底しております。
施術の際に使用しておりましたお顔とベッドに
敷いていたタオルを撤去しておりますので
患者様ご自身でフェイスタオルを
お持ち頂くようお願いしております。
また、来院される前には検温をして頂き
体調が優れない際はご来院をご遠慮ください。
何卒ご協力をお願い致します。