皆さんこんにちは☀️
こちらはげんきや鍼灸整骨院
盛岡南院です!
最近急激に寒くなりましたね😥
岩手山も白くなり、
そろそろ盛岡でも雪が降りそうですね…
皆さんタイヤ交換は済みましたでしょうか?
今年は早めに変えた方がよさそうですね。
暗くなるのも早くなってきたので
夕方の運転にも気を付けましょうね👍
さて今回お話しさせていただくのは
『手足のしびれ』についてです!
まずしびれというのはどういうものなのかを
ご説明させて頂きますね☺️
みなさん床に長い時間正座していると
ピリピリと足先の方から痺れてきたり
感覚がなくなっていくような体験をしたことはありますよね?
しびれはその時の体験と同じように
電気が常に流れているような
異常な感じであったり、
感覚が無くなったり、
力が入らなくなったりする症状です。
血管内の血流が滞ると
中枢神経や、末梢神経に障害をきたしてしまうので
麻痺の一種であるともいわれていています。
障害された神経によって
症状の出方や部位が異なります。
鑑別する際にはしびれの範囲が
重要な手掛かりになるのです。
⚫︎身体の片側の場合…中枢神経(脳)
⚫︎両手・足の場合…中枢神経(脊髄)
⚫︎両手・両足の末端、身体の片側の一部…抹消神経
中枢神経とは、脳と脊髄からなる
神経系のことをいいます。
なので脳疾患などの重病から
しびれが引き起こされてしまうことがあります。
末梢神経とは、身体の情報の伝達を行い、
脳からの命令を受けて骨格筋を動かしたり
呼吸や血液循環などの
自律神経の調節をしている
神経系のことをいいます。
神経が通っているトンネルが
狭くなってしまったり
糖尿病やビタミンの欠乏などの
内因的なことで
しびれが出てしまうことがあります。
さて、本題の手足のしびれについて
お話しします。
ここまでの内容の通り
手足のしびれの原因は
神経の障害であるとわかりましたね☺️
ではどのようにして
障害が起こってしまうのでしょうか?
*手の場合*
手から頭(脳)までの神経回路の
どの部分で神経が圧迫されているかが
重要になってきます。
神経は頭から首の骨の中、
そこからさらに鎖骨の下を通り、
腕、肘、手首、指先へとつながっています。
手や指に痺れの症状が出ている場合
この中のどこかで神経が
圧迫されてしまうことで
しびれという症状が発生します。
特に圧迫されやすい部位を
紹介したいと思います。
①『首』
変形性頸椎症であったり
頸椎椎間板ヘルニアによって
首の骨が変形したり、
軟骨が出っ張ったりして、
それによって神経が圧迫されてしまい
手がしびれることがあります。
②『鎖骨』
正確にいえば鎖骨の下です。
胸郭出口症候群というもので
なで肩であったり肩が丸まっていたりする
女性に多い疾患です。
胸郭出口というのは
肋骨のうちの一番上にある第一肋骨と
鎖骨との間に出来た隙間のことで、
脊髄から出て手や腕の方に行く
神経や血管が通っています。
なで肩の人や、肩の下がっている人は
この隙間が狭くなってしまっています。
そのため神経や血管が
圧迫されてしまうと、
肩こりはもちろんのこと、
手や腕の痛みやしびれといった
症状がでてきます。
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手のしびれを感じる場合に
気をつけなければならないのは、
脳梗塞などの中枢性の病気が
隠れているケースもあることです。
舌がもつれるような感じや、
ロレツが回らないような感じがあれば、
中枢性の麻痺の場合もあるということを
忘れないでください。
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*足の場合*
神経が圧迫される『神経性』の場合と、
血管が圧迫されて神経への血流が悪くなる『血管性』の場合の2つに分けられます。
神経性のしびれは、
椎間板ヘルニアなどが原因で起こります。
『血管性』のしびれの場合は、
血管の障害により血流が悪くなった結果、
症状が出てきます。
血管が圧迫されて、
神経への血流が悪くなると
痛みやしびれが起きてしまうのです😖
椎間板ヘルニアとは…
椎間板とは背骨の椎骨と椎骨の間の
クッションの役目を果たす軟骨のことです。
この椎間板が老化現象を起こしたとき
しばしば椎間板がうしろや横に
飛び出してヘルニアを起こします。
椎間板ヘルニアが神経を圧迫すると
その結果、足がしびれたり
痛みが出てきたりするのです。
みなさん今日は、
しびれとは何かということと、
手足のしびれがよくでる疾患について
簡単にお話しさせていただきましたが、
少し難しいお話しでしたね😥
もう少し詳しくわかりやすく
聞きたいと思ったら
ご気軽にご相談くださいね☺️
冒頭でもお話ししましたが
最近寒くなってきたので
体を冷やさないよう暖かくして
怪我や病気を防ぎましょうね💪