今月は鍼灸についてお話しようと思います。
鍼灸による刺激が、自律神経や免疫の働きなどに作用し、筋肉の緊張を和らげたり、血液やリンパ液の循環をよくすることにより自然治癒力の向上を助けて様々な病気の治療に有効であると考えられています。
鍼と灸は別のものです。
鍼は身体に刺入することで刺激を加え患者さん自身の治癒力を利用して身体を良くする治療法。
灸は熱の刺激を加えることで局所または離れた部位に血液を流し回復を促す治療法。
それぞれ資格が違います。
よって患者さんの状態に合わせて見立てて使い分ける必要があります。よくどちらがいいのかと聞かれますが、どちらもいいものですし、どちらでも変化を与えることができると思います。
そんななか使い分けるとしたら患者さんの身体が曲がっているか、緊張しているかで大まかにわけます。
酒飲んで疲れた、寝不足、出産後、全身疲労、風邪気味といった時は灸
ぎっくり腰、首が回らない、筋の拘束によるシビレ等は鍼
それがすべて決まりというわけではないのですが、大まかに分けるとこんな感じです。
毎日やってもいいかと聞かれることもことも多いです。
自分は毎日でもよいと考えます。ただ細い鍼で軽めの刺激を行います。
マッサージも同様ですが、適度な刺激を加え続けることで身体が活性化します。
鍼治療に副作用はあるのかと聞かれることがありますが、一般的には薬で起きるような重大な副作用はありませんが、筋肉がほぐれて柔らかくなり、血行が良くなることで起きる変化はあります。具体的には眠くなる、身体が重く感じるということがあります。
鍼灸について気になる点がありましたらお気軽にお問い合わせください。当院でなくとも鍼灸をやっている院はたくさんありますのでお近くで問合せてみるのもよいと思います。
このブログを読まれたということは鍼灸に関心がある、もしくは体調に不安がある方かと思われます。少しでも患者さんの症状が緩和することを願っております。
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