腱鞘炎について

こんにちは。

こちらのブログまで足を運んでいただきありがとうございます。

腱鞘炎について調べていただいた方の中には暖かくなり庭仕事や、冬物を片付けた方。

春のガーデニングをして重い土を運んだり、枝の剪定をおこなった方。

去年新入社員として入社後、パソコン作業により手首に負担がかかった方、趣味のスポーツ、手芸に集中された方等いろんな方がいると思われます。

それだけいろんな原因で起こりやすい症状であり、身近な痛みである腱鞘炎に悩まれている方は非常に多いです。

また年齢も幅広く来院されます。

傾向として女性に多い印象ですが、男性でも通院される方はいらっしゃいます。

おそらくすでに通院されている整形外科、整骨院、鍼灸院でどのような症状なのか説明は受けていると思われますが簡単に腱鞘炎について。

わかりやすく手首で説明させていただくと、指を曲げる際に引っ張るための腱という紐があるのですが、

その紐が曲げようとする対象である骨から離れないようにする役目

潤滑油を使い滑らかに紐が動けるようにする役目

が挙げられます。

 

その腱鞘(トンネルのようなイメージ)内で潤滑油が減少してしまったり、前後の筋肉により強い牽引力が加わると中の紐が滑らかに動かなくなります。

その結果、中の腱(紐)が擦れてしまい炎症が広まることで腱鞘(炎)となってしまいます。

基本的には負荷のかかりやすい部位に症状が出現するため、一回トンネル内に出現した炎症が引きにくい傾向があります。

一回腱鞘炎になってしまった部位がなかなか治らないのはよく使う部分であるからと覚えていただくとよいかと思います。

基本的な治療としては、(使わないこと)となってしまいます。

ただそうは言っていられないのも事実ですので、整骨院、鍼灸院では炎症をいかに早く落ち着かせるかを考え治療にあたります。

具体的には炎症部位の炎症を引かせるための氷水によるアイシング、腱に負担をかけている筋肉の緊張を取ること、そのための鍼灸治療、負担を減らした状態を維持するためのテーピングによる固定などを行います。

治療をしているとよくわかるのですが、痛めている腱の前後に非常に強張った筋肉が存在することが多いです。それだけ酷使されているということですね。

腱を引っ張る力が少しでも緩んでくると痛みが緩和される場合も多いので、痛くなる前、使い過ぎて疲れているなあと感じた際には早い段階でストレッチを行うと予防になりますのでおススメします。

どのようにストレッチして伸ばしていいかわからない場合、今通っている整骨院、整形外科さんに聞いていただけると教えていただけると思いますので一度相談していただけるとよろしいかと思います。

腱鞘炎が進んでしまうとばね指という状態になることがあります。

指の曲げ伸ばしが困難になり、指を伸ばそうとした際に引っかかるようになってしまいます。

これは先ほど説明したトンネル内で紐が腫れてしまい、トンネルを通り過ぎれなくなってしまうことから起きてしまう状態です。

常に使う部分のため、非常に不便になってしまいますし、ものをつまんだり、つかむために曲げ伸ばしする度痛みも伴うため生活にも支障が出てきます。

こちらも基本的には安静がメインの処置となってしまうため、いかにしてばね指になる前に症状を落ち着かせるかが大切になります。

ブログの冒頭でも挙げた作業をされる方、手首やひじなど朝起きた時にボヤっと熱を持っているなと感じる方など、まだ痛みが出ていない状態でも負担のかかった部位をアイシングしたりその前後の筋肉をマッサージして筋肉の負担を取り除くことで予防をすることはできます。

今はインターネットの情報が充実しているため検索するとセルフケアがたくさん出てくるので参考にしてみてください。

もしやり方がわからない、痛みが強い場合はお近くの整形外科、整骨院にご相談ください。

暖かくなり体が楽になるかと思いきや、使い過ぎて傷んでしまう部位があるのも事実ですのでくれぐれもご自身のお体に関心を持っていただき、変化、不調に対して早めの対応を取っていただければと思います。

 

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