脊柱管狭窄症

3月になりましたね。

3月は和風月名で「弥生」と呼ばれます。「弥生」の語源は「木草弥生月」木や草がますます生い茂る月という説が有力です。徐々に気温が上がり、春の息吹を感じられる3月にふさわしい呼び名ですね。

さて、今回は脊柱管狭窄症についてお話をしようと思います。

 

〇概要〇

背骨には脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、その中を脳から続く神経の束が通ってます。この脊柱管がさまざまな原因によって狭くなることを脊柱管狭窄症と呼びます。脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると脚のしびれ、痛み、歩行障害、排尿障害などの症状を引き起こします。悪化すると日常生活に支障が出てくるため生活の質に大きく影響を与える痛気です。

圧迫される状態により、馬尾型、神経根型、混合型に分類されます。

①馬尾型

脊柱管を通る脊髄の先端部は細い神経が束になっています。この部分を馬尾神経といいます。脊柱管の中心部が狭くなり、馬尾神経が圧迫されるのが馬尾型です。

馬尾型の特徴

・両方の脚のシビレ

・両方の脚の脱力感

・頻尿

・残尿感

・便秘

 

②神経根型

脊柱管には脊髄という神経が通っていますが脊柱管の外側が狭くなってしまうと左右に枝分かれした神経の根元の部分が圧迫されてしまいます。これが神経根型です。神経根は左右に分かれているので、左右どちらか一方が圧迫を受けて症状が出ることが多いです。

神経根型の特徴

・どちらか片方に症状が出る

・肩。臀部・太もも、ふくらはぎ、足裏に症状が出る

・腰を反らせる動きで症状が悪化する

 

③混合型

馬尾型と神経根型の症状が混ざり合って出ます。

症状は片方であったり、両方であったりまちまちです。

 

〇原因〇

脊柱管狭窄症の最も重要な原因は加齢です。加齢によって骨が変形したり、背骨の周りの靭帯厚くなったりすると、脊柱管が狭くなり神経を圧迫することがあります。一方で生まれつき脊柱管が狭かったり成長の過程脊柱管がせまくなるような変化が起こったりする場合もあります。背骨が変形する痛気が原因となり脊柱管が押しつぶされて症状が現れることもあります。また、事故やスポーツなどによる衝撃が原因となって発症することもあります。

 

〇症状〇

脚のしびれや痛み、歩行の不自由さなどが代表的な症状です。症状は片側だけのこともあれば左右両側にでる場合もあります。特徴的な症状としては間欠性跛行があります。これは歩き続けていると症状が悪化して歩けなくなり前屈みになってしばらく休むと症状がやわいでまた歩けるようになる状態を指します。背骨を伸ばすと脊柱管がより狭くなって神経の圧迫が強くなるためにこのような症状が現れます。進行すると連続して歩ける距離や時間が次第に短くなっていきます。

 

〇予防〇

日常生活で姿勢を正しく保つことは脊柱管狭窄症の予防につながります。すでに発症している場合には背骨を伸ばすことで症状が強くなる場合があるため無理に姿勢を正そうとはしない方が良いでしょう。発症後は転倒によって症状が悪化することがあるため転倒を予防する事が重要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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