ぎっくり腰

今回はぎっくり腰についてお話しようと思います。

ぎっくり腰とは「急性腰痛」の通称であり、何かの拍子に急に腰が痛くなる症状を指します。

経験上重いものを持った時よりも、思ったより軽いもの、重いと思っていたものを持った際に発症する患者さんが多いように感じます。

総じて太ももの裏の筋肉、脛(弁慶の泣き所)、肩甲骨の下の部分の緊張も強くなっていることが多いです。

そのため、普段から背中をつってしまう、足をつってしまう方はぎっくり腰に注意が必要かもしれません。

現在は腰痛の原因はストレスや寝不足にあるという考えもあるため、肉体的なケアに加え気分転換など精神的なケアも必要となってきます。

どの身体の症状にも言えることなのですが、身体は急な環境変化に対応しようといつも頑張ってくれています。

お医者さんにもよく言われるとは思いますが、日頃から簡単な運動、適度な栄養補給、睡眠を取るといった基本的な行動を取ることで予防につながると思います。

とはいえなってしまう時はなってしまうものです。

状態にもよるので一概に言い切れるものではないのですが、明らかにものを持ったり、急な動きの中で出現した痛みに対しては炎症が強く出てきている可能性があるため、氷水でアイシングを行い安静にします。

整骨院では刺激の少ない鍼治療等を行い痛みの鎮静化を図ります。

どうしても動かなければならない患者さんに対してはテーピングを行い補強することもできます。

その後炎症の収まりを見定めたうえで今度は温める、軽度のストレッチを行うなどして血流を改善し、損傷部位の回復の手助けをすると良いでしょう。

個人差はありますが炎症の引く目安は三日から一週間ほどになると思われます

なかなか強い痛みが引かない場合、帯状疱疹、結石などの原因も考えられるため病院の受診をお勧めする場合もあります。

ここから先は自分が鍼灸師として腰が痛いときに行うことになります。

最初に述べたようにぎっくり腰になる患者さんは太ももや脛の筋肉がとても固い場合が多いです。

そのため入浴時にその部位を丁寧にほぐします。

ツボでいえば足三里(あしさんり)、委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)といったところでしょうか。

また疲労が溜まると痛くなる部位として照海(しょうかい)というかかとのツボをマッサージすることも多いです。アキレス腱からかかとに向かって指を滑らすようにマッサージするとよく響きます。

ツボの場所は細かく説明すると小難しくなってしまうので、ツボ名をひらがなで入力すると画像が出てくるためそちらを参考にしていただけるとわかりやすいと思われます。より詳しく知りたい場合、ご相談ください。

暖かくなると身体が楽になると考えがちですが、実際は秋から冬になるのと同様に、冬から春になるのにも身体は変化に対応しなければなりません。

また、引っ越し、進級、就職など精神的にも、体力的にも様々な変化を求められやすい季節となります。ゴルフや釣り、ガーデニング等趣味も腰への負担の多いものが多くああります。(人によっては花粉症などもつらいかもしれません。)

そんな時期であることを改めて認識し、腰に限らずご自身のお体を労わっていただくとより快適に春という季節を楽しめると思います。

他にも体調を整えるツボや、体のケアに使えるストレッチ、セルフでのマッサージなど文面ではお伝えするのが難しい内容があります。

こういったブログでも随時発信していきたいとは思いますが、今の世の中皆様のご近所にもたくさん整骨院があると思います。

どこの先生もたくさん勉強して技術の研鑽をしている方たちばかりだと思いますので、もし通われているのであればぜひ相談してみてください。

一番は患者さんとして来院された方が整骨院に来なくていい状態まで導けることだと考えております。皆様の健康をスタッフ一同心より願っております。

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