みなさんこんにちは。
台風がやった来る季節になりましたね……!!!
雨が降ると駅の構内や信号の白線、マンホールの蓋など濡れることで滑りやすくなる足場がやたらと増えますよね……。
みなさんも転ばないように気を付けていると思います。
しかし、気を付けていても転んでしまうこともあります。
どこもケガをしなければいいのですが、そういった時に起こりやすい怪我のひとつとして
【足関節捻挫】についてお話していきたいと思います。
まず、足首の構造についてお話したいと思います。
が、
足って……そもそもスネって骨が二本あるんです、ご存じでしたか?
さらに足も各指の数細い骨が5本あるのではなく足首・踵~足の真ん中までにブロック状の骨が7個も存在しているんです。↓↓

ご覧の通り、ブロック状の骨が組み合わさり、それがズレないように靭帯(じんたい)がおさえる形になります。
このスネの骨に挟まれている足首の骨(以下:距骨(きょこつ))はつま先立ちのようなスネと足のラインが一直線になると関節面が前に押し出されるような状態になります。

ここで注目してほしいのが、今度はスネの骨になるのですが内側の骨(以下:脛骨(けいこつ))と外側の骨(以下:腓骨(ひこつ))の違いのはなしになります。
くるぶしの高さが違うんです。
腓骨の方が下まで伸びていて、脛骨は少し高い位置までしかありません。

この内外差があることでケガをしやすい方向というものが位置づけされてしまうのです。
……が、どちらの方向にケガしやすいか分かりますか???
そうです、外側が低い位置まで骨があることで、それが壁になりそちらの方向へは曲がりづらくなります。
ので
内側に折れ曲がる方向でケガをしやすくなります。
さらに、先ほどつま先立ちをすると距骨が押し出されるとお話しました。
その二つの要素が足首の関節を動かしやすくしている反面、ケガをしやすくしているのです。
それを踏まえて……
【どのようにして起こるの?】
一般的に多いとされる足関節捻挫は内返し捻挫と区分されるもので、先ほどお伝えした構造上、不意な動作で最も関節の動作が起こりやすい部位のケガです。
段差を踏み外したり、誤ってボールを踏みつぶしたりと足の安定性が突然失われ、直後に体重が乗ってくる状況で起こりやすいです。

この時に、距骨と腓骨を前方で結び固定する靭帯(前距腓靭帯)が引き伸ばされ損傷します。
【症状】
・疼痛
患部を押された時に感じる「圧痛」
患部を動かさず、じっとしていても痛みを感じる「安静時痛」
動かした時に痛みを感じる「動作時痛」
体重を乗せた時に感じる「荷重時痛」 の4つがあります。
動作時痛はケガをした再現をするような方向に曲げると痛みが強くなる傾向があり、「その動きをしないように体重を乗せれば痛くない」と感じることもあります。
・熱感
腫れていたり、痛みを感じる部分を触れると周辺より暖かく感じます。
これは傷口から血液が流れ出て炎症が起きている証拠です。
・腫脹
炎症が起こり、熱を持つ腫れが出現します。
これも熱感と同じで炎症が起きている証拠です。
この腫れが続くと回復の遅延に繋がるともいわれており、なるべく早い段階で引かせることが大切になってきます。
【診断】
レントゲンやMRIといった画像診断が主な診断方法となります。
《類似する病気/ケガ》
・下駄骨折(第5中足骨基部骨折)
内反捻挫と似たような状況で起こる骨折です。
・長腓骨筋腱脱臼
内反捻挫と似たような状況で起こる骨折です。
【なってしまったら】
簡単な応急処置をお話します。
RICE(ライス)処置と呼ばれる初歩的かつ誰でもできる方法があります。
それぞれ Relax , Icing , Compression , Elevation の頭文字を取ってます。
①R
リラックス=安静を指します。
靴や履物がある場合は、脱がしストレスになるものを排除しましょう。
②I
アイシング=冷却
炎症が起きているので、冷やすことで炎症をひかせましょう。
③C
コンプレッション=圧迫
先ほどストレスになりそうなものは排除しろと言ったじゃないか!となりますが……
上の二つを処置したという前提で行います。
腫れている部分を適度に圧迫することで腫れが引きやすくなるという原理を利用したものです。
④E
エレベーション=挙上
クッションや台を用いて心臓より高い位置に保持します。
足がむくんだ際に壁に寄りかかると改善されるあの原理と同じです。
必要以上に患部に集まってしまった血液や老廃物を重力を使って心臓側に流してやることで炎症や腫れをひきやすくする効果が期待できます。
数日様子を見て痛みが弱くならない場合は、病院や接骨院といった医療機関を受診することをオススメします。
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