自律神経症状について

こんにちわ!げんきや接骨院南大沢です。

最近寒暖差が激しいので体調崩されてないですか?

今回は【自律神経症状についてお話します!

自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。
心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。


自律神経が不調をきたしたり乱れたりすると、体にも不調が起きることは、何となく想像できますよね?
最近は特に、コロナ禍により外出が制限され、仕事の環境の変化も相まってストレスにさらされることも多く、自律神経には良くない環境であると言われています。

 

交感神経
交感神経は、身体の活動性を生みだす神経系です。
昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。


交感神経は、心臓の働きを促進して血流を促進します。
すると血圧・拍動・体温などが上昇するため、活発に活動するエネルギーがわきます。


結果として、仕事やスポーツなどのパフォーマンス向上が期待できます。


副交感神経
副交感神経は身体を休息させる神経系です。
夜間やリラックス中に優位になります。


副交感神経は心臓の働きを緩やかにします。
血圧・拍動・体温などが下がるため、心身の緊張がほぐれやすくなります。


睡眠・急速によって疲労回復が期待できるのも、副交感神経の働きによるものです。


次に、自律神経がどのような原因で乱れてしまうのかを見てみましょう。
基本的には、交感神経優位になりがちなことが共通した原因と言えます。


ストレス
人間関係や仕事での悩み、不安、強いプレッシャーといったストレスが原因で、交感神経系が優位な時間帯が長い状態が続くことがあります。
そして、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。

また、近年の娯楽や刺激にあふれた社会構造は交感神経を優位にしやすいと言われており、無自覚のうちにストレスをため込んでいる可能性もあります。

 

ストレス発散に効果的な方法をご紹介します。

アロマ
リラックス効果があるアロマは、副交感神経の活性化に高い効果を発揮してくれます。
理由は、アロマ(精油)の成分は脳にダイレクトに働きかけるためです。

ラベンダー:リラックス効果
ヒノキ:副交感神経の活性化
ベルガモット:イライラ・ストレスの緩和
ローズ系:女性のリラックス効果
上記以外にも、自分がリラックスできる香りを探すのもおすすめです。

 

音楽や読書でリラックス
過去の研究でも検証されたことがありますが、音楽や読書は、他のストレス解消手段と比較して、特に副交感神経を優位にする効果があると言われています。

自律神経の乱れの原因は多くの場合ストレスです。

ストレスの原因が特定できれば、的確な対策を打てるため、結果として自律神経が整いやすくなります。

 

生活習慣
本来、人の体は規則的な生活の元、自律神経系がうまくバランスを取ることで心身の状態を保っています。
しかし、昼夜逆転の不規則な生活や偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経が優位になる時間帯が長くなることにつながります。


例えば、夜遅くまでスマホやタブレットを見る行為は、本来、睡眠前に副交感神経が優位にならなければいけないところを無理やり交感神経側にバランスを振る行為ですので、注意が必要です。


ホルモンバランスの変化
脳内で、ホルモンバランスを司る箇所は、自律神経のバランスを調整する箇所と近い位置にあるため、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れる場合があります。


女性ホルモンが急激に減少して起きる更年期障害が、ホルモンバランスの乱れを引き起こす疾患としては有名です。
また、個人差はありますが、月経といった生体サイクルも原因になりうることが知られています。

自律神経を整える食生活
栄養価の高い食事をする人過度な偏食は、自律神経以前に、体にとって良くない事は誰もが知っていることです。
そこで、基本は3食きっちり食べて、栄養バランスを考慮することになります。

 

自律神経を整える運動

運動は全身を用いて行うものなので、筋肉や持久力だけでなく、自律神経を刺激することで鍛える効果が期待できます。
特に現代は車や電車などの発達もあり、体をそこまで動かさなくても生活が成り立ってしまうため、適度な運動は意識的に取り入れていきたいところです。


具体的には、ヨガやストレッチ、ウォーキングや散歩、自重での筋トレがおすすめです。
負荷が高くなくても、無理なく継続できることが重要になります。


もし現時点で自律神経失調症と診断されていて、運動するのも苦しい場合は、深呼吸や腹式呼吸を行うだけでも、副交感神経を優位にできると言われていますので、積極的に取り入れてみましょう。

運動ではありませんが、ツボ押しマッサージも自律神経を整えるのによい方法です。
ツボの刺激は血行を促進するため、ひいては副交感神経の活性化に役立ちます。


今回は3つのツボをご紹介します。


1つ目は天柱といい、首の後ろに2つ並んでいます。
天柱は自律神経の改善が期待できるツボです。


頭痛・眼精疲労・肩こり・疲労回復なども見込めます。


2つ目は風池で、首の後ろにあるくぼみの外側にあります。
髪の生え際あたりに手をあて、指が自然に入るくぼみを探しましょう。


風池を刺激すると脳への血行が促進されるため、自律神経が整いやすくなります。
眼精疲労・頭痛・肩こりにも効くツボです。


3つ目は完骨です。
耳の後ろの出っ張った部分の下側にあります。
頭部への血行を促すことで、自律神経の乱れを改善してくれるツボです。
疲労やストレスの軽減も期待できます。


ツボを押すときは、指の腹を使って、気持ちいいと感じる力加減で行いましょう。

ストレッチ
ストレッチは筋肉の緊張をほぐしてくれます。
血行の促進が期待できるため、副交感神経が活性化しやすくなります。


自律神経を整えるには、ゆったりとした動作で筋肉を伸ばすことを意識しましょう。
ラジオ体操などのやや激しい運動は、かえって交感神経を活発化させるため注意してください。


特に背骨は自律神経と密接な関係がある部分です。


そのため背骨を伸ばすような動きを心がけると、自律神経バランスの改善が期待できます。
たとえば背筋を伸ばしたり、身体を左右に曲げたりするだけでも十分です。

自律神経の乱れが引き起こす疾患とは?

自律神経失調症
何度か触れてきていますが、自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで起こります。
特に現代においては、自律神経失調症は「交感神経が支配的になること」が原因で引き起こされ、症状も一様ではないため、判別と診断が難しい疾患です。

 

身体症状

自律神経は全身のバランスを整える役割があるため、乱れてしまうと、だるさや不眠、疲れがとれない、手足のしびれが出るといった全身症状が現れることがあります。

また、内臓や代謝の状態にも影響を及ぼしているため、乱れることで腹痛や吐き気、多汗、頭痛や肩こり、動悸や不整脈のような心臓への症状が現れる場合もあります。
息切れや便秘・下痢といった症状が出てくる場合もあります。

 

精神症状 
自律神経は精神状態にも影響を与えるため、不安や緊張感の高まりが現れることもあります。
また、集中力ややる気の低下、気分の落ち込み、不安感が出てくることもあります。

 


自律神経失調症に針治療はおすすめです。

東洋医学では、自律神経失調症は臓器の乱れと考えられています。

各臓器を整えるために、針で関係するツボを刺激していくことで、

働きを正常化させていきます。

針で内臓や脊髄などの中枢神経の機能低下を改善させることで、

交感神経と副交感神経のバランスを整えることができるので、

自律神経失調症の症状緩和に繋がるのです。

 

お身体のことでお困りことがありましたら、お気軽にご相談ください!

▲ページの先頭へ戻る

げんきや接骨院・げんきやはり灸院南大沢のご案内

【住所】〒192-0364 東京都八王子市南大沢3丁目9-5 コーシャハイム南大沢住宅5-107 【電話】TEL:042-677-7510

げんきや接骨院・げんきやはり灸院外観
受付時間 土・祝
9:30 ~ 12:30 /
15:00 ~ 20:00 14:30 ~ 18:00 /

土・祝営業しております。

当院の場所

八王子南大沢郵便局から徒歩1分

詳しい案内は「所在地・地図」で
ご覧になれます。

南大沢以外から多数来院されております。

駐車場あります。

▲ページの先頭へ戻る