脊柱管狭窄症ってどんなもの?

みなさん、こんにちは!

 

今年の3月は寒暖差がジェットコースターですね。

体調を崩さないようお気を付けください!!!

 

そんな中、今回は季節と全く関係のない脊柱管狭窄症についてお話していきます!

 

「狭窄症だからさ……」

 

と、よく聞きます。

 

狭窄症……何がどうなっているのかご存知でしょうか?

 

-ヒント-

<狭窄とは>血管や、その他の管状の器官や構造物(孔や管など)が異常に狭くなることである。

 

と言う意味らしいです。

では、具体的にはどういった状態なのでしょうか……??

 

お医者さんに診断されて名称は知っているが実際問題、自分の身体がどうなっているのか……考えていきましょう!!

 

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ざっくり言うと……

脊髄の後ろ側で脊椎を繋げ支えてくれる靭帯が分厚くなったり、椎間板が逸脱する椎間板ヘルニア、骨折等で骨自体が変形してしまう

様々な要因で脊髄の通り道(脊柱管)を狭くしてしまうことで神経が圧迫されてしまう状態のことを指します。

 

 

 

【どのようなもの?】

脊椎とは椎骨が重なり連なって蛇腹のように構成されてます。

椎骨には穴が空いており、椎骨の間に椎間板が存在し椎骨一つ一つがズレないように計3つの靭帯で固定、それでできた通り道に脊髄(神経)が通っております。

 

構成してる主なパーツは

「椎骨」「靭帯」「椎間板」「脊髄」となります。

 

椎骨は前方のブロック状の椎体、後方の弓なりになりリング状になっている椎弓で構成されております。

骨粗しょう症等で骨密度が低下した際に圧迫骨折や変形を起すことで広く知られているのではないでしょうか?

 

靭帯はそれぞれ

椎体の前後に付き固定する前縦靭帯、後縦靭帯

椎弓に付き固定する黄色靱帯となります。

 

椎間板の役割は椎骨と椎骨の間にクッション材となり椎骨同士が衝突し削られないようにする役割があります。

これはみなさんご存知、椎間板ヘルニアになります。

姿勢不良や水分不足でも起こりやすいです。

 

上記の中から

・黄色靭帯の肥厚によるもの

・椎間板ヘルニアによるもの

・圧迫骨折や変形によるもの

 

上記のいずれか、もしくは全てが起こることで脊柱管の中を通る神経(脊髄)が圧迫されてしまい症状が誘発されます。

 

脊柱管狭窄症は頸部と腰部に好発しやすく、頸部のものは頸椎椎間板ヘルニアや後縦靭帯骨化症等の変性疾患を総称して「頸椎症」と呼ばれることもあります。

 

 

【症状】

脊柱管狭窄症は頸椎や腰椎で起こりやすい疾患です。

 

-頸椎で起きた場合-

50代~80代に多く、男女比だと男性に多くみられる傾向があり、首・肩周り、手と主に上半身に症状が現れます。

 

しかし、脳から出る神経の根元に近いので首や手だけでなく足にまで運動障害が起こることがあります。

 

症状は3段階で進行します。

<1>局所症状

しびれ等の神経症状はなく、首や肩こり、痛みだけの状態になる時期

<2>神経根症

脊柱管が狭くなってくると首・肩・手にかけて様々な神経症状が出現してくるようになります。

痛みやしびれ、ひどい場合は力が入りにくくなることも。

<3>脊髄症

両方の手足にしびれや動きの悪さが出てきたりし、ひどい場合は排尿や排便に異常が出たり両手を使って行う細かい動作に支障が出てくることもあります。

 

-腰椎で起きた場合-

腰から下のしびれや痛み、運動障害が起こります。

腰痛はそれほど強くなく、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると下肢のしびれや足のもつれなどが生じます。

肛門部を含めて、股のところの感覚異常が出たり、砂利を踏んでいるような足の裏への違和感を感じます。

また、歩いている時に膝がカクっときたり、足が地面に引っかかることがあります。

 

数百m歩いただけでもこのような症状が出るので、長い距離を続けて歩くのが困難になり、少し休むと症状が和らぎ再度歩くことが可能になります。

上記のように歩行と休息を繰り返す状態・症状には名前があり「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれます。

悪化すると仰向けになっていてもしびれが起こり、身体を横にして背中を丸めないと眠れなくなったり、排尿・排便障害を起こすこともあります。

 

【診断・似たような疾患】

まずは、どのような症状が出るかを聴取し、筋力低下や感覚異常がないかを確認します。

運動神経損傷の有無を確認するために姿勢や歩き方に問題がないかを診たり、

感覚神経損傷の有無を確認するために感覚に異常がないか、

脊髄損傷の有無を確認する腱反射等いくつかの身体検査を行い、脊髄に異常がありそうだと判断された場合にレントゲン撮影やMRI撮影、脊髄造営で画像検査を行うことが一般的です。

 

その際に似たような疾患があり、注意が必要なのでご紹介しますね。

 

「閉塞性動脈硬化症」

腰部脊柱管狭窄症と症状・所見が似ている疾患として有名です。

これは動脈硬化などにより下肢の動脈が狭くなり下肢の血流が不足する病気で運動すると血流不足が悪化するため、下肢の疼痛やしびれが出ます。

 

腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症は、歩行により下肢の痛みが出て、休むと改善する点が似ていますので、間違えないよう、下記をチェックしましょう。

 

腰部脊柱管狭窄症 → 立っているだけでも症状が現れますが下肢の血流不足はありません。

腰を屈めた姿勢により症状が改善します。

そのため、立位や歩行で症状が出るが、自転車に乗っていればしびれがでないということもあります。

 

閉塞性動脈硬化症 → 姿勢による症状の変化はなく、立っているだけで症状が出ることはありませんが、歩行でも自転車でも同じように症状が出ます。

下肢の血流が不足しているので“足の脈拍が感じにくい”“足の体温が低い”etc…の特徴があります。

 

 

【対処法・処置】

基本的に神経症状がない、もしくは軽微のものは自然治癒する疾患なので症状が出ないように頸椎を後方へ反らせないようにし、頸椎に掛かる負担を減らすことがメインとなります。

 

症状が強い場合は以下の治療方法へ移行していきます。

‹薬物療法›

・神経ブロック

首の交感神経に集まった部分に局所麻酔を注入する方法となり、交感神経の緊張を抑えることで痛みを和らげます。

・腕神経叢ブロック

神経の束が集まっている部分に麻酔薬を注入する方法となり、神経に直接当てないので痛みが少ないという特徴があります。

・神経根ブロック

上記の方法でもしつこく症状が残る場合に選択される方法となり、3ヶ月程度続けることで治癒することもあります。

しかし、脊髄が主に圧迫されている場合神経ブロック療法の効果が少く、手術による治療が必要になることが多くなります。

 

‹手術療法›

更に筋力低下が著しい場合や、強い痛みで仕事や日常生活が障害されている場合は、手術療法が適用されます。

 

手術療法の目的としては、“神経の圧迫を取り除くこと”“骨の異常な動きの固定”となります。

 

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