みなさんこんにちは!
最近は一気に暑い日が増えてきましたね😊暑いけど朝晩はまだ肌寒い…💦 そんな寒暖差で体調崩されないようにお気をつけくださいね😥
今月のテーマは【坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)】です!
聞いたことはあるけど詳しくは知らないな
って方も多くいらっしゃるんじゃないでしょうか?
今回はそんな坐骨神経痛について少しお話していきたいと思います!
・坐骨神経痛って何?
坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿って起こる痛みやしびれ症状の事!
坐骨神経とは腰のあたりから足の裏、爪先まで伸びている神経です。
お尻から足の裏側に痛みやしびれを生じる症状のことを坐骨神経痛と呼びます。
電気が走ったような痛みなど、さまざまな表現で言われますが
お尻から足の痛みとなるとその程度によっては歩くことも辛く日常生活にも支障をきたしてしまいますね
では、この辛い痛みやしびれの原因は一体どんなことなのでしょうか?
代表的症状の一部をご紹介いたします!
・その①《腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア》
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎と腰椎の間にある椎間板が突出する病態です。
体内にある臓器の一部が本来あるべき位置から飛び出した状態を指し、これが腰の骨である腰椎で起こっている状態を「腰椎椎間板ヘルニア」と言います。
若年層から40代、50代までの幅広い年齢層に発生しやすいと言われています。
長時間のデスクワークやスポーツ、重労働により腰椎の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が圧迫され、髄核が神経を圧迫したり炎症を起こしたりしお尻や足に痛みやしびれを生じるのです。
・その②《脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)》
脊柱管とは椎骨が連なってできたトンネル状の管のことをいいます。
加齢により骨や靭帯が分厚くなる(肥厚する)ことでトンネルが狭くなり腰椎部の脊柱管を通る馬尾神経、神経根が圧迫されて
足の痛みやしびれ腰痛を生じる病気のことを腰部脊柱管狭窄症と言います。
加齢が主な原因で、50歳以上の中高年によく見られます
背骨は身体を支えるだけでなく、脳から背骨に延びる神経(脊髄)を保護する役割も担っています
腰の脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態が腰部脊柱管狭窄症と呼ばれます。
・その③ 《梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)》
梨状筋症候群とは、骨盤出口のところにある梨状筋という筋肉に負荷がかかり硬くなってしまう事により、坐骨神経が圧迫されることでお尻に痛みやしびれを起こしてしまう症状を言います。
原因として多いのは坐骨神経痛が圧迫されて起こるものがほとんどです。なぜ圧迫されるかというと主に骨盤のゆがみが原因です。
梨状筋は複雑な股関節の動きに関与している筋肉であり、ゴルフや野球など身体を捻る動作の多いスポーツや、中腰での草むしりなどの肉体労働、長時間のデスクワークや長距離運転などによるオーバーユース(使いすぎ)によって、筋肉の柔軟性が無くなって骨盤の筋肉が固くなり筋力低下によりゆがむ事で筋肉が引っ張られ負荷がかかり圧迫を受けてしまい、これにより痛み痺れがあらわれます。
治療は柔軟、ストレッチなどの保存的治療が基本となっており、痛みが強く出ている場合は電療を使い痛みを落ち着かせる治療を行っていきます。
・坐骨神経痛を予防するには❔
坐骨神経痛の原因となる疾患は、ほとんどの場合日常の動作や姿勢を見直すことによって予防が出来きるんです❕
・なるべく無理に重いものを持たない
・長時間の中腰を避ける
・長時間同じ姿勢をとらない
・激しい運動を避ける
・ストレッチをする
・仕事や家事の合間に適度に休憩をとる
・肥満しないように注意する
・腹筋や背筋を鍛える
などといった、背骨や腰に負担をかけない動作姿勢を心がけることが坐骨神経痛を予防するいちばんの対策になります!
坐骨神経痛は、軽度のうちなら日常の動作や姿勢を見直してストレッチなどを習慣化することで自分でも予防したり改善したりすることができます🙌
強い痛みやしびれを感じたり、腰が曲がらない、歩くのがつらい…
といった症状があった場合は重症になっている可能性が高いです。
少しでも辛いなと思った時はげんきやはりきゅう整骨院緑が丘院にご相談ください!
ほんの少しでも、『あれ?おかしいな?』と思ったら遠慮なくご連絡くださいね😊