12月のテーマ 首の痛みについて

12月に入り、雪も降り寒い日が続きますね⛄️
この時期は寒くて首や肩の痛みに悩まされてる方も多いのではないでしょうか?
寒いと身体が縮こまり、筋肉が緊張して血流が滞ってしまい首の痛み、肩の痛みに繋がってしまいます。
今回は寒い時期に特に多い、「首の痛み」についてお話します!
首は、重さが6~8キロ(ボーリングの玉くらい)もある頭を支え、上下左右に動かしたり、回転させたりと、複雑な動きをコントロールしています。それだけに首には日ごろから大きな負担がかかりますが、加齢によって首の筋肉が弱ったり、運動不足で首をあまり動かさないでいると、首を寝違えたり、こりから筋肉痛を起こしたりします。
また、デスクワークや長時間の運転が多い方など姿勢が崩れやすい方は、さらに負荷がかかりやすくなります。
首の痛みの多くは、日常の習慣を見直したり、首の筋肉を鍛えたり姿勢を意識することで改善されます!
首の痛みのほかに、手足にしびれなどがある場合には、ちょっと注意が必要です。頚椎に、次のような障害が起こっている可能性があります。
(1) 頚椎症(けいついしょう)
加齢などによって椎間板の柔軟性が低下すると、骨と骨の間のクッションが弱くなり、頚椎そのものに強い力がかかって変形を起こしやすくなります。その結果、頚椎から腕へのびる神経が圧迫され、手や指のしびれ、感覚異常(感覚がない)、手が動きにくい、といった症状がみられます(神経根症状)。
また、脊髄が圧迫されると、脊髄は全身につながる神経の中心なので、あちこちにさまざまな症状が起こります(脊髄症状)。
典型的な症状として、手のしびれや麻痺(ボタンがかけにくい、字がきちんと書けない、はしが持ちにくいなど)、脚のしびれや麻痺(つまずきやすい、脚が動かしにくいなど)、排せつ障害(尿が出にくい、トイレが近い、便秘など)があります。
(2) 頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんヘルニア)
椎間板にはゼリー状の物質が詰まっていて、クッションの役割をしています。加齢などよって頚椎の椎間板自体が変形した場合にも、神経や脊髄を圧迫すると、頚椎症と同様の症状を起こします。
頚椎症は50歳以上の中高年に多くみられますが、椎間板ヘルニアは30~40歳代の比較的若い世代にも少なくありません。
頚椎症と頚椎椎間板ヘルニアは、首のこりや筋肉痛をのぞくと、首の障害で最も多くみられる症状です。どちらも放置していると悪化しやすく、痛みなども激しくなるので、早めに受診しましょう!
(3) 脊柱靱帯骨化症(せきちゅうじんたいこっかしょう)
脊柱(背骨)の骨どうしをつなぐ靱帯が厚くなり、骨化していく病気です。原因はまだ不明ですが、骨化によって脊髄が圧迫されると、首の痛み、手足のしびれや麻痺など、頚椎症と同様の症状がみられます。受診して、どの部分の靱帯に障害が起きているかを検査し、適切な治療を受ける必要があります。
(4) その他
肺炎などを起こしたあと、細菌が頚椎に感染すると、首の痛みや発熱などの症状を起こすことがあります。この場合は、抗菌薬などで治療する必要があります。
また、頚椎にできた腫瘍によって、神経や脊髄が圧迫された場合も、首の痛みなどの症状が起こります。首を動かさなくて痛みが続く場合には、早めに検査を受け、良性や悪性かを調べて適切な治療を受けることが大切です。
【酷くなる前に、運動で首などをリラックスさせることがとても大切です!!】
(1) 首を左右にゆっくり倒す(5秒くらいずつ交互に5回)
(2) 顔を左右にゆっくり向ける(首の筋が少し張る位置まで向ける。5秒ずつ交互に5回)
(3) 肩を大きくゆっくり回す(前回しと後ろ回しを5回ずつ)
(4) 腕を上げてブルブルとふるわす(腕を下げてブルブルふるわす)
痛みが酷くなってからですと、治療にお時間がかかる場合がございます。
少しでも痛みがありましたら、無理せず御来店なさってください🙇‍♀️

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