最近はどんどん気温が下がりいよいよ冬が近づいて来ましたね。季節の変わり目は体の痛みが強く出やすいので注意が必要です!!早速ですが今月は「四十肩」についてお話していきます!!
◎四十肩ってなに?
皆さん四十肩という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?実は四十肩という名称自体には何歳の肩の痛みというような意味しかなく50代であれば五十肩ぐらいの意味合いでしかありません。
では一体四十肩ってなに?となりますよね!簡単に説明すると肩関節の周囲の変性が起こり炎症が生じた状態で、肩関節周囲炎と言われています。
例えば
〇髪の毛を後ろで束ねる
〇電車でつり革をつかむ
〇洋服を着替える時
〇上のものを取る時
〇ベルトを後ろで結ぶ時
〇お風呂で神を洗う時
などの動作で痛みが出た場合四十肩の可能性があります
四十肩の原因
実は四十肩の原因は未だはっきりと解明されていませんが、加齢に伴い肩の関節や筋肉、肩周辺組織に固くなったり縮んだりなどの変化が起こることで、炎症や痛みを引き起こすためと考えられています。
・発症しやすい人と条件
若い時に野球をはじめとしたスポーツや仕事で肩を酷使し、肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。猫背の人は重心が前のめりになり、体のゆがみが生じやすいためリスクが高まります。普段から正しい姿勢を意識していきましょう!!
四十肩の症状
急性期
・鈍痛…重苦しい感じ、関節がピリッと痛む
・感覚異常…感覚が鈍くなる
・疼痛…ズキズキうずくような痛み肩を動かすと痛みが強くなる
・夜間時痛、安静時痛…動かさなくても痛む、夜痛みがあり寝付けない、痛みで目が覚める
慢性期
・関節の可動域の低下…痛みで動かせなくなり関節が固まり動かせる範囲が狭くなる
・急に動かすと引っかかる、突っ張り感
・夜間時痛、安静時痛は軽くなる
回復期
・可動域の改善
・痛みの軽減
・動作時痛の軽減
このように進行状況によって症状が変わってきます。
◎四十肩と肩こりの違い
二つの肩の代表的な症状ですが判断を誤り、間違った対処をしてしまうと症状が悪化してしまう場合があります。
肩こり…筋肉の緊張から引き起こされる血液循環の低下、悪い姿勢、運動不足からおこる筋肉疲労が原因
一方四十肩は前述した通り、関節の炎症や拘縮よって痛みが生じています。そのため、無理やりストレッチや暴力的な運動療法をしてしまうと痛みが強くなる可能性が高まってしまいます。
◎夜間痛のセルフケア
最後に夜痛みだして寝れない…そんな時に簡単に出来るセルフケアをお伝えします!
夜間時痛とは仰向けに寝た際、重力によって肩が押し下げられることにより関節に負荷がかかる事が原因となり発生します。健康な人あれば問題がないのですが四十肩の人にとっては収縮した筋が引き延ばされ大きな痛みに繋がってしまいます。
・セルフケア
- 高さを調節…バスタオルを使い肩の後ろから肘にかけての高さを一定にします
- 痛い方の肩を上にしてねる
- 枕の高さを調節…枕が高すぎても、低すぎても肩の周囲の筋の緊張を強くしてしまうため最適な高さに調節する必要があります。難しい場合は枕から上半身、下半身にかけて傾斜をつけると肩の負担を軽減することが出来ます。
少しでも違和感があるときは気軽に私たちにご相談下さい
【新型コロナウイルス対策について】
当院では新型コロナウイルス対策として
下記の対策を実地しております。
・スタッフの出勤前の検温
・スタッフ施術前後の手指消毒の徹底
・スタッフ全員のマスク着用
・院内の共有部分の清掃、消毒の強化
(ベッド、受付、トイレ、ドアノブ、待合室等)
・1日複数回の院内換気の実施
また、発熱や悪寒、咳などの症状により
体調がすぐれない方は体調が回復してから
ご来院いただいております。
安心安全な院内環境で施術を行う為に
皆様にもご協力いただいております。
色々と不安な時期でもありますが、
免疫力向上の為にも
身体の調子を整えていきましょう(^ ^)