こんにちは。
今回は「耳鳴り」について書いていこうと思います。
耳鳴りや難聴でお困りの方が当院にも多く来院されますが以前に比べ新型コロナウィルス感染拡大以降、急激に増えました。耳鳴りや難聴の原因は耳の問題や脳腫瘍・首や肩のこり・精神的ストレス等、様々な原因があるとされていますが、コロナ騒動以降に増加したことを考えると精神的ストレスの高まりも大きく関係しているのではないかと思います。
現代はストレス社会ですからね…。
耳なりや難聴の原因は上記でもお伝え致しましたが様々な原因が考えられます。
耳なりや難聴の原因…
・耳の中(外耳、中耳、内耳)異常
・脳腫瘍
・首や肩の筋肉のコリ
・精神的ストレスからくる自律神経の乱れ
首こり・肩こり・自律神経の乱れが何故、耳鳴りや難聴を引き起こしてしまうかを説明させて頂きます。
肩こりでの耳鳴り
首~肩にかけて様々な筋肉が付着していますがその内部には血管や神経も走行しています。その周囲の筋肉が硬くなると血管や神経が圧迫を受ける事で様々な身体のトラブルが出現する事があります。
当然ですが人体にとって血液は必須ですが、耳も同様で内部からも外部からも血液供給され機能しています。心臓から出た血液は首を通り耳まで運ばれるため、凝り固まっている筋肉付近に血管があると上手く通過できず滞りが生じ、耳鳴り等のトラブルが発生すると考えられています。
この場合は凝り固まった筋肉をほぐし緩める事で症状の改善が期待できるのでストレッチやマッサージ等が有効です。
自律神経での耳鳴り
自律神経は身体の様々な部分をオートモードで維持・調節してくれる優れた器官で、交感神経と副交感神経の2つに分けられます。
この交感・副交感神経神経は拮抗作用がありバランスを保つことで生命を維持しますが、耳なりや難聴への影響として考えられるのが「ストレス」です。
人はストレスを受けると交感神経が高まるのですが、その中に毛細血管の収縮作用というものがあり毛細血管を「キュッ」と縮めてしまうため血行不足が生じ、耳への血液の供給が不足するため耳鳴りや難聴を引き起こしてしまいます。
ストレスや自律神経の乱れには鍼灸治療が効果的です。
当院では
手技療法で凝り固まった筋肉をほぐすことはもちろんですが、鍼灸治療もしています。
患者様一人一人にあった治療をしていきますので、気軽に相談してください。