9月の下旬今更ですが「ようやく秋が来たか!」とはっきりと感じる温度になりましたね。今年は夏は極端に暑く、そして冬になれば凍てつく寒さになるのでしょうか?こうゆう極端な寒暖差は体調にも影響してくるので、そろそろ秋服の準備もした方がいいかもしれませんね。
さて今日は寒さで起こりやすい話題と致しまして「寝違え」についてお話ししていきたいと思います。
「寝違え」は人生の中で一度は経験した事があると思いますが、そもそも「寝違え」は首がどうゆう状態の事を言うのでしょうか?
「寝違え」とは、目が覚めた時に首や肩、背中にかけて痛みが出ることをいいます。
痛みの原因としましては、首やその周りの筋肉や靭帯の炎症によるもので、首を特定の方向に動かすと痛みが出る場合や、痛みにより首を動かせない場合もあり、首を傾けるような姿勢になってしまうこともあります。
「寝違え」の原因は寝ている姿勢や状態、使っている寝具などが起因するものが多いです。ご自身の背景を知らないと対策が難しいと思うので、いくつか原因となるものをご紹介していきます。
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①睡眠中の不自然な姿勢によって首まわりや肩の筋肉や関節、靭帯に余分な負担がかかることが主な原因と考えられています。
長時間首の筋肉が圧迫されることによって血行が悪くなり痛みや痺れを引き起こす場合や、特定の部位が圧迫され続けることによって筋肉や靭帯がダメージを負ってしまう場合があります。
また、不自然な姿勢により首の筋肉が長時間伸びたままの状態や血行不良でカチカチに凝り固まっている状態から、寝返りを打ったり起床時に急に動いたりすると首の筋肉がついていけず、捻挫のように傷めてしまうといったこともあります。
睡眠中の姿勢の乱れによる寝違えには、以下の原因が考えられます。
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②寝返りが打ちにくい・打つ回数が少ない
寝返りには血行を促進させる効果や身体にかかる負担を分散させる効果があります。
一般的に、人は睡眠時に姿勢が辛い時は無意識に寝返りを打つことで首に負担がかからない姿勢を自然にとろうとします。寝返りが上手く打てない状態だと、血流が悪くなる、身体の一定箇所に長時間負担が掛かるといったことが起き、寝違えの原因になります。
寝返りが上手くいかない原因としては、寝具が身体に合っていないことや、睡眠スペースが狭かったり、家族や誰かとくっついて寝ていたりといった窮屈な環境などが挙げられますが、他にも睡眠スペースの周りに物が散らかっていると寝ていても無意識にそこを避け、動きに制限が生じ寝返りが打ちにくくなることもあります。
また、ひどく疲労が溜まっている場合や睡眠不足、泥酔している場合は睡眠時の寝返りが少なくなるといわれています。
特に泥酔状態は反応が鈍くなり、不自然な姿勢でもそのまま寝てしまうので寝違えのリスクが高くなります
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③寝具が合っていない
枕が柔らかすぎるものや高さが合っていないものだと首まわりに負担をかけてしまいます。
枕だけでなく、敷き寝具も自分の身体に合っていないと寝返りが打ちにくい、打っても不自然な姿勢が続くということが起きてしまいます。
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④うつ伏せ寝をしている
うつ伏せ寝は首を横に向けて押さえつけられるような姿勢となり、首に体重がかかりやすくなります。
この状態は寝返りが打ちにくく、長時間左右どちらか一方に顔を向け続けることになるので、寝違えが起こりやすいとされています。
このように「寝る」項目の原因だけでもこれだけあるので、ご自身の生活の中で振り返ってみて、何にあてはまるかを今一度考えてみるのも一つかもしれません。
もしどうしてもご自身の力でもどうしようもない時にご相談下さい!
今起きている状態に対して原因を探ります。またそれに適した治療を行い、健康な身体に導くお手伝いをさせていただきます!!