今月の中旬から下旬にかけて日本海側に雪雲が活発的になり、ニュースを観れば青森市は白銀の世界に覆われ、雪雲が八甲田山を乗り越え、ここぞとばかりに八戸方面になだれこんできましたね!!
皆さんは雪用のスコップの準備は出来ているでしょうか? 私の家の倉庫を見たらスコップの柄が完全に折れていたので買いに行かないといけません。例年だと下旬後半頃には豪雪になると思いますので、早めの購入をお勧めします。
今回は前回の「股関節痛」に関連性のある「梨状筋症候群」についてお話していきたいと思います。
まず「梨状筋症候群」とはどのような状態なのか?
腰から太ももにかけて伸びている坐骨神経は、骨盤内にある梨状筋の下を通過します。この梨状筋が何らかの原因により硬くなり、坐骨神経を圧迫して痛みやしびれなどが出現するものをいいます。
「梨状筋症候群」の原因としては、梨状筋は複雑な股関節の動き(回旋運動)に関与している筋肉であり、ゴルフや野球など体を捻る動作の多いスポーツや、中腰での草むしりなどの肉体労働、長時間のデスクワークや長距離の運転などによるオーバーユース(使いすぎ)によって、筋肉の柔軟性がなくなることで坐骨神経を圧迫します。また、股関節の異常や人工股関節の使用に伴う障害でも、「梨状筋症候群」を引き起こすことがあります。
「梨状筋症候群」の症状としては前途に挙げた所ではありますが、坐骨神経の圧迫により「坐骨神経痛」を発症します。
シビレの場所は、おしりの外側から太ももの後面にかけてシビレを発症します。
「坐骨神経痛」は「梨状筋症候群」だけでなく、前のブログで紹介した「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」にもこの症状が発症するので鑑別が非常に重要になります。
「梨状筋症候群」の治療法について
痛みやシビレに対しては「手技治療」、「鍼灸治療」、更に症状が強い方には鍼に電気を流す治療法が有効的です。また長時間デスクワーク作業の方、固定姿勢の続く仕事は、不良姿勢が原因で骨盤が歪んで臀部に負荷がかかる場合、根本治療として「骨盤矯正」を勧めています。
症状と具合によって治療法も変わってくるので、「下肢のシビレが気になりなかなか眠れない」、「歩いていると臀部に違和感がある」など些細な事でも構いませんのでご相談下さい!!
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