１月の下旬に入り八戸では久しぶりの豪雪に襲われました。
元々積雪が少ない分アイスバーンになりやすい反面、車移動が多い人は何かと苦心する月ではないでしょうか？
私は制限速度以下で常に走りなんとか乗り切っています！
今回は冬の寒さで起きやすい「耳鳴り」についてお話していきたいと思います。
「耳鳴り」にも色々種類があります。
まず「耳鳴り」を大きな区分で表すと、自覚的耳鳴と他覚的耳鳴に分けられます。
自覚的耳鳴は、自分にしか聞こえない耳鳴りです。
「なにか音がしている」と感じても、周囲の方には聞こえません。
自覚的耳鳴の主な原因は次の通りです。
• メニエール病
• 加齢
• 騒音（コンサートや工事現場に長時間いたなど）
• 薬剤の副作用
• 耳垢
• 中耳炎・外耳炎
• 聴神経腫瘍
他覚的耳鳴は、他人にも聞こえる耳鳴りです。たとえば耳鳴りがしている方の耳元に、第三者が耳を近づけると、同じ音が聞こえます。
他覚的耳鳴の原因には次が挙げられます。
• 耳周辺の血流の障害
• 脳を覆う膜の血管の異常
• 中耳の腫瘍
他覚的耳鳴で聞こえるのは、多くの場合、自分の血流の音です。
具体的には、耳周辺や頭部の血流の音が「ザーザー」「ドクンドクン」のような耳鳴りとして聞こえます。
他覚的耳鳴の中には、耳周辺の筋肉の痙攣によって生じるものもあります。
筋肉の痙攣による耳鳴りは「コツコツ」「プクプク」のような音がします。
あるいは、「カチカチ」のような機械的な音が聞こえる場合もあります。
色々種類は挙げましたが、今時期での多い耳鳴りはやはり「耳周囲の血流障害」による耳鳴りではないでしょうか？
寒い季節に耳鳴りが悪化する原因は、「温度」です。
寒くなると、血管が収縮します。血管が細くなると運ばれる血液の量も少なくなるため、全身の血流が悪くなります。
血液が潤沢に行き渡らないと全身でいろいろな問題が生じてくるのですが、耳への血液が不足すると耳鳴りが起きやすくなります。
耳鳴りが悪化した時のセルフケアとしては、原因によっても対処法が違っていきます。
（1）血流の悪さが原因と考えられる時
防寒具で寒さを防ぎましょう。太い血管が走っているお腹周りは腹巻きで、頭に至る血管が走っている首はマフラーであたためるとより効果的です。
外からの寒さを防ぐだけでなく、温かい飲み物や食べ物をとり、体の中からも温めましょう。
（2）気温差が原因と考えられる時
急激に温度が変わるような環境をできるだけ避けましょう。外出先では難しいかもしれませんが自宅では快適さだけを求めず、気温差をなるべくなくした生活を心がけましょう。
症状の強弱によってはセルフケアを行っても改善しにくい場合もあります。
こうゆう「耳鳴り」場合は灸治療を勧めています。
灸治療を行う事で手足末端に血流循環を促し、結果的に耳周りの血管部にも効果が至ります。更にお灸の成分に含まれているシネオールという成分が燃焼した時の香りで、この成分はローズマリーやローリエなどの葉にも含まれており、さわやかですっきりとした芳香を持つためリラックス効果も期待できます。
悩んでいる事、疑問に思った事は電話、メールでご相談下さい！ 解決できるように精一杯努めて行きます！！
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