2024年のデータでは健康を意識している人は60代の男女が最も多い割合だそうです。
若い時は、多少無理や暴飲暴食をしても大丈夫なので、健康に関心がなく、仕事や子育てをしている年代は忙しすぎて自分に構っていられないのかも知れません。
健康診断の結果でコレステロール値が悪かったり、かかりつけ医から体重を落としましょうと言われた方もいらっしゃるのでは?
せっかく健康にために散歩を始めたけれど膝が痛くなってしまった…。
【一日一万歩】といわれますが、家の中や買い物に出かける程度の歩数から、急に一万歩は目標が高すぎるかもしれません。
普段から車で移動していると、そもそも筋力不足なので、無理のない歩数からスタートしましょう。その他にも猫背、O脚、ガニ股の場合は、姿勢の傾きや歩き方に癖があるので、股関節や膝の関節部にねじれが生じ、負荷がかかると膝の痛みが起こります。
① 膝の痛みと膝関節の動き
特に膝の関節は蝶番(ちょうばん)関節といって、しゃがみ動作や正座などの動きで分かるように単純な動作しかできません。
ここに捻り動作が加わると関節を痛める原因となります。
日本人の多くはO脚気味のために捻った場合は、膝の内側に痛みが起きることがあります。
② 膝の痛みが生じる部位とその原因
◇ 膝蓋骨の上部
大腿四頭筋が膝蓋骨と接する部分が炎症を起こしている可能性あり。
大腿四頭筋の柔軟不足や損傷が考えられる。
◇ 膝蓋骨の真下
膝蓋骨と脛骨をつなぐ膝蓋腱または膝蓋腱の奥の膝蓋下脂肪体が炎症を起こしている可能性がある。大腿四頭筋の柔軟性不足やハムストリングスと膝蓋腱の使い過ぎが考えられる。
◇ 膝蓋骨の内側下部
ハムストリングスが脛骨と接する部分が炎症を起こしている可能性あり。
ハムストリングスの使い過ぎや損傷が考えられる。
◇ 膝蓋骨の外側
腸脛靭帯が大腿骨の一部と接する部分が炎症を起こしている可能性あり。
下肢の柔軟性不足が考えられる。
③ 足裏のアーチと膝の痛みの関係
土踏まず=足裏アーチが崩れる、つまりカラダの土台が崩れるとカラダのいろいろな場所への負担が多くなります。その一つが膝の痛みです。
土踏まずとは、足の骨が形成しているアーチ状の構造です。
2つの縦アーチ(内側縦アーチ、概則縦アーチ)と横アーチの3つがあり、これらアーチの役割は歩行時に足を蹴りだす動作をしやすくするとともに、衝撃を吸収して膝や腰への負担を軽減し安定させます。足裏アーチを保持することは膝の痛みの発生を抑えるだけでなく、カラダ本来のパフォーマンスを発揮させる役割があります。
i. 足裏アーチが保たれている状態
縦と横、3本のアーチが正常に保たれていると、土踏まずは上がった状態になり、膝が真っ直ぐに伸びて、つま先・膝も同じ方向をむいているので膝に負担がかかりません。
ii. 足裏アーチがつぶれると
土踏まずがなくなって偏平足になります。
クッション機能がなくなり脚への負担が大きくなり疲れやすくなります。
外反母趾、マメ、足裏や膝の痛みの原因にもなります。足の骨格の崩れはカラダ全体に影響を及ぼし、膝や骨盤、背骨がずれて、痛みや疲れが出やすくなり運動機能も低下します。
男性では、つま先と膝が外側を向くO脚(ガニ股)になり、膝の痛みは外側に出やすくなります。
女性は、O脚になる方もいますが、つま先と膝が内側に入ってしまいX脚になる方もいます。X脚になると膝の内側、内側靭帯に負担がかかり内側に膝の痛みがでることがあります。
子供の頃から、大きな靴をゆるめに靴ヒモもゆったりと、また靴下をはいた生活で足裏のアーチが崩れている患者様は、足底腱膜炎やシンスプリントになりやすい傾向があります。
普段から車や自転車での移動で歩かない患者様は急激な運動で膝の痛みがでることがあります。
いずれも使い過ぎ(オーバーユース)が原因です。安静にしていれば治りますが、膝の痛み、患部が熱っぽい、腫れている感じがある場合は炎症を起こしている可能性があります。
早めのケアが必要なので ぜひ、お近くのげんきや接骨院にお気軽にご相談ください。