あんなに暑い夏が、ウソのようにめっきり寒くなり、盛岡市の薮川地区では氷点下になりました。急激な変化に体がついていけない…そうなると増えてくるのが、ぎっくり腰。
『ちょっと数分だけ中腰姿勢になって作業しただけなのに』
『そんなに重い物もいっぱい持った訳でもないのに』
さて、そんな時、整形外科に行ったらいいの？
それとも整骨院に行ったらいいの？
てか、そもそも【整形外科と整骨院の違い】は何だろう？
① 整形外科と整骨院の違いとは？
② 整骨院では何ができるの？
③ 整形外科と整骨院、どっちに行ったらいいの？
① 整形外科と整骨院の違いとは？
整形外科…医師が診察を行い、CT、MRI、レントゲンでの画像診断、触診などで診断を行う医療機関のことです。また診断により病名を確定させます。
診断後、病態に合わせて、しかるべき処置をし、必要であれば注射、投薬、手術、術後のリハビリテーションで治療を行います。
また診断書を作成できるのも医師に限られています。
整骨院…整骨院は柔道整復師という国家資格を持つ者が施術を行います。
げんきやグループの接骨院では健康保険、労働災害保険、自賠責保険が利用できます。
健康保険の場合は、捻挫、打撲、挫傷などのケガが保険の範囲内です。
（脱臼や骨折は医師の同意があれば応急処置（整復）や経過を診ることが出来ます。）
スポーツで起きた捻挫、打撲、肉離れ、靭帯損傷などのケガ。また日常生活で起きた「寝違え」「ぎっくり腰」「肩や腰の痛み」。交通事故で起こってしまった「むちうち」「打撲」。例えば仕事中に重機の運転席から誤って落ちてしまった際の「打撲」「捻挫」などのケガや通勤時のケガも対象です。
② 整骨院では何ができるの？
柔道整復師が行う施術は、おもに手技マッサージ、特殊電療、温熱療法、冷却療法、医師の同意のもと行う脱臼や骨折の整復、包帯やテーピングなどの固定法、運動療法など後療法などです。
平素、仕事が忙しく拘束時間内や休みの都合で病院に通えないこともあるかと思います。
接骨院は土日祝や遅い時間でも開院している店舗が多く、自分の都合の良い時間に施術を受けることができるメリットがあります。
それも整形外科と整骨院の違いではないでしょうか。
③ 整形外科と整骨院、どっちに行ったらいいの？
症状や何が自分に必要なのかで、整形外科に行くべきか、整骨院に行くべきか、変わってきます。
☆ 整形外科で診てもらった方が良い場合
☆ 脱臼や骨折の疑いがある。
☆ 出血があるようなケガをした。
☆ 痛む箇所の画像診断や精密検査をしてもらいたい。
☆ 診断結果によっては手術も視野に入れている。
☆ くすり、湿布を処方してもらいたい。
☆ 交通事故に遭ってしまい会社や学校、損害保険会社に提出する診断書がほしい。
☆ 骨折やケガで休むため会社や学校に提出する診断書がほしい。また障害保険を請求するため診断書がほしい。
🔶 整骨院が適正な場合
🔶 整形外科で検査を行い、問題なしと言われたが、首、肩から頭痛があり痛みが治まらない。
🔶 特に精密検査は必要なさそうだが、気になる痛みがある。
🔶 気になる痛みがあるが、くすりや湿布に頼りたくない。
🔶 何時間も待ちたくない。
🔶 部活や仕事帰りの遅い時間に通いたい。
🔶 じっくり治したい。
🔶 病院と整骨院を併用して交通事故の治療をしっかり行いたい。
🔶 骨格と筋肉のバランスを整えたい。
🔶 産後の骨盤矯正を行いたい。
どうでしょうか？整形外科と整骨院、どっちに行ったらいいのか判断できますでしょうか？
土日祝しか休めず、午後の診療時間に間にも合わなくて病院通いは諦めたという話も伺います。特に交通事故のむちうちはMRIの画像診断でも病態がハッキリしませんが、とにかく痛くて頭痛までしたり、打撲していないはずの手や足、腰まで痛みしびれが起きたりと辛い症状が多いようです。
げんきや整骨院グループでは、肉離れや捻挫などのスポーツ外傷、交通事故の手技マッサージや施術を得意としておりますので、お悩みがございましたら、ぜひご相談くださいね。
